婦人之友
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■2017年4月号 編集後記
生活特集
折れない心と体をつくるおとなの習慣
小さな間違いにこだわったり、すぐにクレームを口にしたり、なんだか息苦しい世の中です。春は、新たな生活を始めるとき。一人ひとりが、少しずつ他人に寛容に、しなやかなおとなであるには?あなたに合う習慣を見つけてください。
“しなやか”だから折れない7つの習慣
自分の生活にとっての“良い”加減を意識して、元気の源になる食事づくりは「前もって」を積み重ねてなど。家事に気を重くしない小さな工夫。 ■坂井より子さん |
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「年を重ねてもこり固まらずに、違う意見に耳を傾けられるのが、本当の大人な気がします」そんな稲垣さんの“しなやかさ”は? ■稲垣早苗さん |
座談会
わかめがつないだ浜とまち 震災から6年 石巻で
結城登美雄(民俗・地元学)/本谷惠津子(料理研究家)/佐藤徳義(漁師)/佐藤のり子(浜の母さん)/田鎖ひろ子(仙台友の会)
東日本大震災後、婦人之友では読者の皆さんと共に、支援をきっかけに出会った宮城県石巻市北上町十三浜の方々と交友を深めてきました。それらの日々から、このほど『三陸わかめと昆布 浜とまちのレシピ80』が誕生。6年間をふり返りながら、私たちの食の未来について話し合いました。
漁船が行き交う大室漁港。昨年秋、漁港の復旧工事がようやく完了した。
シリーズ 思春期まっただなか
どう使ってる?高校生のスマホ事情
スマホについて、親子で話す大切さを考えた前号。今回、高校生に使い方を聞いてみると、自分なりに試行錯誤しているのを感じました。彼らの向き合い方を知り、ぜひ会話の糸口に。
目次
折れない心と体をつくる おとなの習慣
014 | “前もって”を重ねて笑顔の家事 坂井より子 |
020 | 違いを受け入れると、しなやかに強くなる 稲垣早苗 |
024 | 気持ちを切りかえる「引き出し」をもつ 岡 典子 |
019 029 |
しなやかさをつくる「カラダ」「ココロ」のこと |
030 | 「よい習慣がつく」1日5分のクセ 永谷研一 |
032 |
これはまかせて! 洗濯物を干す・たたむ 中西家の姉妹
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034 |
塩田ノアさんの手しごとのある暮らし 4 手づくりおやつはシンプルに |
036 |
エッセイ スキマの風景 4 着て寝る 平松洋子 |
090 | 座談会 |
わかめがつないだ浜とまち 震災から6年 石巻で |
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結城登美雄/本谷惠津子/佐藤徳義・のり子/田鎖ひろ子 |
シリーズ
思春期まっただなか
104 | <中高生とスマートフォン2> どう使ってる? 高校生のスマホ事情 |
110 | 悩み相談「テキトウさって必要ですか?」(高1・男子) 回答者・あさのあつこ |
112 | 中高生の生活ノート 調べてみよう! 時間の使い方 |
042 |
婦人之友創刊115年 羽田澄子/黒岩多貴子 |
040 | 羽仁もと子著作集 友の国 |
124 | 今日のいのり 「あなたがたに平和があるように」 須田 拓 |
114 | 視角 給付型奨学金制度 学びたい思いを後押し 大西 隆 |
118 | 未来の余白から ニュルンベルク600号法廷 最上敏樹 |
010 | わたしの・すきな・もの 三月書房 福岡伸一 |
<暮らし>
048 |
料理 スペインの旬菜レシピ 丸山久美 |
055 |
気軽にできる今日のお菓子 エッグタルト 高橋武尊 |
154 | 十三浜わかめクラブ通信 わかめ・こんぶ 春の購入のご案内 |
058 | ちょっとひとつみハーブとなっぱ 春のハーブ寄せ植え 庄野幸子 |
067 | 健康往来 口は健康の要 元開冨士雄 |
072 | 家計ルーム 20年計画で教育費のピークに備えました |
083 | 絵本 ねこの こふじさん 文・山本和子 絵・石川えりこ |
<読み物>
088 | 今日、なに着ていこう ハンカチはお洒落と心のお守りに ひびのこづえ |
080 | こころの深呼吸 楽しみは人それぞれ? 海原純子 |
128 | Book 日常にひそむ闇 辻山良雄 |
130 | Cinema―女と男 どうしても――愛の意志 松本侑壬子 |
132 | 小説 最終回 あしたを乗せて 東京バスガール物語 あべ美佳 |
<口絵>
007 | まるいもの ぱりぱり 三井昌志 |
008 | 遊べやすずめ 中国 岡本 央 |
078 | 家計簿をつけ通す同盟 衣服費 |
140 | 生活歌集 小島ゆかり |
144 | 生活句集 山西雅子 |
150 | 自由学園だより 高橋和也 |
152 | 友の会ニュース 富士 |
158 | f-tomoひろば |
160 | バックナンバー |
161 | 5月号予告 |
162 | 編集室日記 |
座談会で訪ねた石巻市の十三浜は、激しく雪が舞うかと思えば、急に日の射す天気。高波が岩に砕ける様子に、「こういう中で、ふっくら艶やかなわかめや昆布が育つのね」と本谷さん。「十三浜わかめクラブ」の世話役をお願いしている、漁家の佐藤徳義さん・のり子さんを囲み、震災後の交友から本が生まれるまでを話し合いました。
新年度、この6年の上に、新しいスタートを。
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今月号のレシピ
【塩田ノアさんの手しごとのある暮らし】
キャッケレ
【スペインの旬菜レシピ】
鯛のアヒージョ風/イカと肉団子の煮こみ/蒸し春野菜のあさりソース/新じゃがいものハーブ和え/新玉ねぎのコカ
【気軽にできる今日のお菓子】
エッグタルト
【ちょっとひとつみハーブとなっぱ】
ハーブの天ぷら/ナスタチウム・クリームチーズ