被災地支援活動について 新しい順に掲載(2011年12月15日) ●「被災地支援につながる・羽仁もと子案家計簿」掲載記事 ●「巡回生活講座」がはじまりました ●被災地で「巡回生活講座」を開きます (婦人之友11月号 千葉公子 記) ●被災地の支援活動が記事に 東奥日報掲載記事 ●被災地の書店を訪ねる──復興の日々に『婦人之友』と「家計簿」を 震災から6ヵ月 ●被災地の書店との交流を通して今思うこと ~販売部より~ 震災から4~5ヵ月 ●3団体(婦人之友社・全国友の会・自由学園)震災支援活動 2 ●東日本大震災・津波被害から2ヵ月 (婦人之友社 千葉公子 記) ●3団体(婦人之友社・全国友の会・自由学園)震災支援活動 1 (婦人之友社 深沢多聞 記) 【被災地支援につながる・羽仁もと子案家計簿】 週刊読書人 (2011年12月9日号)に掲載されました | | 2011年12月9日(金)週刊読書人より 画像をクリックすると拡大できます | 【「巡回生活講座」がはじまりました】 11月8日 郡山・富岡町と川内村、11月9日 福島・新地町、11月12日 岩手・大槌町、11月13日 釜石の仮設住宅で「巡回生活講座」の第一回目がスタート。一ヵ所22人から40人の申し込みで盛会に終わりました。 仮設住宅の中にある集会室をお借りして、東京で編み物と水泳教室を長年されている自由学園の卒業生、近藤陽子さんに指導をお願いしました。マフラーとまっすぐ編んで絞る帽子という初心者に編む楽しみを感じてもらえる2点と手足の日常の運動、それに各地の友の会が、調理時間を短縮できる鍋帽子®を使った料理の実演と試食会と家計簿の紹介。家計簿をつけていたけれど…と言われる方もあり、来年の家計簿を手に喜ばれました。手足の運動も脳の刺激になり、こんなに笑顔で笑っている皆を見たことがないと、集会室の方が言われるほどの時間を過ごしてくださり、私たちも嬉しく、これからの心の通い合いを確信できた時でした。(婦人之友社 千葉公子 記) 第一回目の郡山(11月8日)「巡回生活講座」に続いて、12日に大槌町・吉里吉里の二ヵ所の仮設住宅で生活講座が午前と午後の2回開かれました。参加人数は2会場で63名でした。 初めての人にもわかりやすい近藤先生の説明で、和やかにお隣の人と楽しく会話しながら編まれる方、手を動かしながら震災の壮絶なお話をされる方、初めての人に一生懸命教えられていてご自分のマフラーが一段も進んでいない方など、あたたかい雰囲気に包まれました。 編みものの手を休ませて、肩を伸ばす運動や手を一杯に開いて親指と小指、親指と薬指をつける運動は「手の筋肉が衰えないようにする効果があります」。また、鼻と耳を持って、その手を交互に変えて脳を刺激する体操では、「みなさん、鼻をぐっと力をこめて持つと真っ赤になりますからね。優しく持つのですよ」との先生のかけ声から終始笑顔が絶えません。 続いて、今日からつけられる二ヵ月家計簿をお配りしました。家計簿をありのままつけると、私たちの生活の記録にもなる、と盛岡友の会の会員が話しました。また、家計簿記帳をつづけていれば、なんとか乗り切っていかれるという阪神大震災を経験された方の感想を読みました。「編みものや体操は参加できなかったけれど、家計簿がどうしても欲しくて…」と赤ちゃんを抱っこした若いお母さんもいらっしゃいました。 震災後から、支援者の数がピーク時の二割ほどになったといわれています。被災者の方が「また来てくれるとうれしいよ」との声に友の会の方が「大丈夫。また来っからね」と言うと、にっこりと安心した表情で帰られる姿に涙がでそうでした。 ゆったりとした心もちのなかに、「誠心の交わり」を見たのは私だけではないでしょう。一時的な支援ではなく、被災地の方の心に長く寄り添っていきたい…。その思いを更に強くしました。(婦人之友社 大江順子 記) ページのトップに戻る 【被災地で「巡回生活講座」を開きます】 「婦人之友」11月号の掲載より 9月12日、名取市の閖上地区、建物の密集地跡に残った 「日和山神社」に登ると、海とそこに注ぐ2本の静かな川と、総てを失った360度の視界が 広がりました。何と言うことでしょう……。1900世帯の家族、家屋・商店、樹木、生活の文化すべてが無形となった光景に喪失感が溢れます。震災から半 年、ずっと心に重くある「自然への畏れが足りなかった私たち。東北は私たちの分まで試練を負ってくださっている」との心痛が増すばかりでした。その東北に 出来るかぎりを尽くしたい、それが共に生きることに……。 婦人之友社と全国友の会は、恒例の「家事家計講習会」の準備に入りました。東日本3県には生活支援として、「巡回生活講座」を考えました。11月に、編み 物と心身を活発にする体操の講師が東京から行き、地元友の会の家庭経済をプログラムに、支援活動地域で「巡回生活講座」を開きます。 現在、盛岡友の会では釜石と大槌で、福島と郡山友の会も各仮設住宅で(詳しくは123頁をご覧ください)、平、仙台友 の会も相談を重ねています。「羽仁もと子案家計簿」は、お金の記帳以外にも生活の状況が映し出され、その生活に合う家計の基盤を作ることが出来ます。家庭 生活の再建の道を、今、被災地の活動の目標としています。(婦人之友社・千葉公子 記) 東日本3県 被災地「巡回生活講座」開催予定 ●盛岡 (連絡先 盛岡友の会 019-647-7307) 11/5 土 10:30~12:00 釜石 箱崎仮設団地(B)集会室 11/5 土 10:30~12:00 釜石 鵜住居仮設団地日向地区 (A)集会室 11/5 土 10:30~12:00 釜石 鵜住居仮設団地日向地区 (D)集会室 11/12 土 10:30~12:00 大槌町 吉里吉里仮設団地談話室 11/12 土 13:30~15:00 大槌町 吉里吉里第二仮設団地集会所(浪板地区集会所) 11/13 日 10:30~12:00 大槌町 和野っこハウス 12/10 土 10:30~12:00 大槌町 小槌第8仮設団地集会室(大槌町) 13:30~15:00 釜石甲子町第2仮設集会室 12/11 日 11:00~12:30 大槌町 和野っこハウス ●米沢 11/29 火 10:00~13:00 西部コミュニティセンター(連絡先 全国友の会 03-3971-9359火・金) ●仙台 (連絡先 仙台友の会 022-308-5009) 12/3 土 10:30~12:30 あすと長町仮設住宅集会所 12/3 土 13:30~15:30 あすと長町仮設住宅集会所(仙台市太白区長町3-1-1) 12/4 日 13:00~15:30 石巻向陽台仮設団地集会所 「物の置き場を決める」 12/19 月 13:30~15:30 あすと長町仮設住宅集会所(仙台市太白区長町3-1-1) 12/20 火 10:00~12:00 仮設にっこりサンパーク団地集会所(石巻) 13:30~15:30 北上子育て支援センター(石巻) ●平 (連絡先 平友の会 0246-25-9100) 12/17土 10:00~12:30 いわき高久第一仮設住宅 13:00~14:30 同上 講座の続き ●福島 (連絡先 福島友の会 024-534-9210) 11/9 水 10:00~12:00 新地町仮設住宅 相馬郡新地町福田広畑仮設住宅集会所 11/17 木 10:00~12:00 桑折駅前仮設住宅 伊達郡桑折町東段30 11/17 木 13:00~14:30 同 上 講座の続き (連絡先 福島友の会 024-534-9210) ●郡山 11/8 火 10:00~12:00 南一町日仮設住宅集会所(富岡町) 11/8 火 13:30~15:30 南一町日仮設住宅集会所(川内村)(連絡先 郡山友の会 024-933-7500) ページのトップに戻る 【被災地の支援活動が記事に】 東奥日報 2011年10月14日(金曜日) 朝刊 震災から7ヵ月。「婦人之友社」「全国友の会」「自由学園」の三団体の活動が記事になりました。 | | 2011年10月14日(金)東奥日報より 画像をクリックすると拡大できます | ページのトップに戻る 【被災地の書店を訪ねる ──復興の日々に『婦人之友』と「家計簿」を】 婦人之友社では3団体支援活動報告を、婦人之友誌上に掲載していますが、販売部では、その使命である「出版物を読者の手に届ける」ための努力を続けています。 折しも3月12日は、『婦人之友』4月号の発売日。徐々に入ってくる情報は大変厳しいものでした。読者は、書店はどうなっているのか、婦人之友は書店に届 いたのか……。すぐにはっきりしたのは、取次機関の東北支店自体が被災したことと、広い範囲で流通が麻痺していることでした。 依然詳細は不明なまま、4月5日には『明日の友』も発売になるという状況下で、被災地域で友社の出版物を扱っている450店にお見舞いと営業状況を問い合 わせる手紙を送りました。返信からは無事営業再開がうかがわれ、幸いにも読者も無事で雑誌の入荷を待っているなどの内容に安堵する一方、婦人之友も他の書 籍も入荷せず売るものがない、書店が倒壊、津波で店舗は跡形も無く流され店長と従業員が亡くなった、原発事故の影響で避難のため営業不可などの深刻な被災 状況に言葉を失いました。 連絡のついた書店には、状況に合わせて雑誌を直送、復興の一助となればと適当な書籍も寄贈しました。7月にはメールマガジンで前述の内容を配信し、そこに は「『復興』というにはまだまだ道のりは遠く、多くの人の知恵と力、時を要することを思います。それでも、被災地の書店との交流を通して考えたことを一つ でも実行に移すことが重要だ」と書きました。 7月末に、岩手、宮城、福島、茨城の書店を訪ねた私たちが一様に感じたのは、たとえ先が見えなくても、多くの人が、復興の道を着実に前進していることでし た。しっかりと前を見据える人たちの決意に満ちた表情と口調には驚きと感動を覚え、婦人之友社としてできることをしなければという責任を改めて自覚しまし た。 目に映る光景は、そこに街があったとは信じ難いものでしたが、印象深かったのは──店舗が無くなり、転居地で顧客に本を届けたい一心で外商を続けている釜 石市の桑畑書店。津波の被害にあったものの、今ではすっかり片づいた店舗で迎えてくださったカムイコタン、リラパーク小成、かんの書店末広町店。流された 本店と共に社長であるお父様を亡くされながら、支店を再開した息子さんが「何年かかっても必ず本店を再開する」との意気込みを持つ及新書店。 いわき市の角忠は、戦後の焼け野原に建てた店舗が全壊したけれど、ガソリン不足の中、読者に婦人之友を届けることに奔走。4月には同じ場所でプレハブの仮 店舗にて営業を再開していました。74歳の店主佐々木さんは「廃業は全く考えなかった」とのこと。 原発、風評被害に悩む福島市の書店では、住民が減って先の動きが全く読めないといいます。それでも「新聞で気になっていたけれど、今年も家事家計講習会っ てやるよね。うちのイベントスペースでしませんか」との申し出も。長年の友社の働きを知っていてくださることを大変嬉しく感じました。茨城ではどの書店も 「東北の被害を思えば命も店もある、頑張るしかない」と前向きでした。どこを訪ねても、「よく来たね」との笑顔とあたたかい心遣いがありました。 109年前からいつの時代も、日々の生活を丁寧に、そして社会に働きかけつつ、多くの災害をも乗り越え、読者と共にあった『婦人之友』。どんなに困難な時 代にも、家庭経済を支えてきた「家計簿」。こんなときにこそ、より多くの方に『婦人之友』や「家計簿」を役立てていただけるよう、そしてそれがささやかで も確かな復興への力となるようにと願っています。 (婦人之友社・三田清美 記) ページのトップに戻る 【被災地の書店との交流を通して今思うこと ~販売部より~】 (7月26日発信) 東日本大震災から4ヵ月以上が過ぎました。「復興」というにはまだまだ道のりは遠く、多くの人の知恵と力、時を要することを思います。それでも、これまで の被災地の書店との交流を通して考えたことを一つでも実行に移すことが重要と実感しております。 震災後、誰もが今何が出来るかと考えたことと思います。私たちは、いかなる状況下でも「出版物を読者に届けたい」その一念でした。 3月12日に発売の婦人之友4月号は読者に届いただろうか、4月に入って明日の友192号は書店に入荷されただろうかと手探りの中、被災地域で友社の本を 扱っている450店にお見舞いの手紙と営業状況を問合せる手紙を送りました。戻ってきた返事の中には営業再開の知らせもあり安堵する一方、1/3の書店が 被災していることがわかりました。流通が途絶え「婦人之友」も他の書籍類も入荷せず売るものがない、書店が倒壊、津波で店舗は跡形も無く流され経営者と従 業員も亡くなった、との深刻な被害状況もありました。 連絡のついた書店の状況に合わせて雑誌を直送するなどのやりとりが収束するまでの約2ヵ月、懸命に復活しようとする書店の様子には力をもらい、本を求めている人に何とかして届けたいという熱意は共に同じであることが実感できました。 109年前に創刊の「婦人之友」は『家庭は簡素に 社会は豊かに』をモットーに、いまなお変わらず誌面を通して提案し続けています。「震災を機に、何を生き方の柱にするかもう一度考えたい」という人たちにぜひ読んでほしいと思っています。 6月には婦人之友社の3誌「婦人之友」(月刊誌)「明日の友」(隔月誌)「かぞくのじかん」(季刊誌)が同月発売するのに合わせて、先の提案をより多くの 人たちに知ってほしいと願い「ここから・これからシンプルライフ」という雑誌フェアを開催しました。 このフェアには被災地の書店からも参加していただきました。 婦人之友社はこれからも被災地の復興のため、読者と共に社会に働きかけていきます。 | | | 震災直後の仙台市金港堂本店 | | 金港堂本店「ここから これからシンプルライフ」 フェアの様子 | ページのトップに戻る 【3団体(婦人之友社・全国友の会・自由学園)震災支援活動 2】 (7月7日発信) 7月12日発売の『婦人之友』8月号の座談会「海の仕事・浜の暮らし」は、津波で壊滅的な被害を受けた宮城県気仙沼市に近い唐桑半島で行い、海の豊かさも恐ろしさも知る人たちの暮らしを伺いました。 震災からまもなく4カ月を迎えようとしています。婦人之友社、全国友の会、自由学園による「3三団体震災救援活動」は、仮設住宅の生活を支援する青空市、 未だ避難所におられる方々への炊き出しを続けています。多くの読者の熱い思いによって、こうした活動が続けられることを感謝し、支援金に込められている皆 さまのお気持ちを思うと、さらによい支援をと力づけられます。 岩手県では盛岡友の会を中心に、釜石市、大槌町における支援を、月2回のペース(そのうち1回は自由学園の学生と教師、卒業生も参加)で継続しています。 | | | | 6月6日 仙台友の会で3団体が活動状況を聞き合う | | 6月6日 宮城野区岡田の農家の庭先で青空市 | 宮城県では仙台友の会による支援体制が整い、市内の複数箇所での青空市、石巻市北上町相川避難所での炊き出しが始まりました。こちらも自由学園女子部卒業生に加えて、男子部卒業生も参加。 青空市に並べられる鍋、食器、鍋帽子、生活用品、スモックエプロン、ビスケットなどは、各地の友の会から現地の必要に応じて製作・調達し、届けられたものです。 | | | | 6月22日 あすと長町の仮設住宅で青空市 | | 相川避難所での炊き出し | 津波被災地とその周辺(名取市、東松山市、女川町、石巻市)の小学校から入学時に必要な「ふくろセット」700人分の依頼を受け、各地の友の会が分担して縫い上げ、4月下旬から6月にかけてお届けしました。 草加友の会は、福島第一原子力発電所に近い富岡町から避難されてこられた方々への物資の支援、友の家にお招きして交流会をしています。 福島・平・郡山3友の会が6月29日に、宮城県境の新地町へ支援物資を届けました。 避難所や仮設住宅で苦難の中にある方々のお話しを伺い、少しでも寄り添えるように交流を続けていきたいと願います。 詳しくは『婦人之友』8月号に掲載しています。 ページのトップに戻る 【東日本大震災・津波被害から2ヵ月】 「女房(64)と母(84)を流されて、一人になってしまった。・・・家だの車だのは買えばいい。でも、家族は売っていねえからね」(5月7日朝日新 聞)。強い哀しみとそれを越えて生きていこうという強い魂の力が、捻りはちまきに笑みを浮かべる及川道男さん(62)の写真から伝わって来ます。「いのち はお金では買えない」、 これまでに何度も耳にし、語ってきた言葉ですが、その心痛を改めて感じ取りました。家族を亡くし、その上に住み慣れた家と仕事場 と、家族の営みを歴史ごと水に流され、地域の絆からも孤立する、この悲劇に今、東日本の何万人の人が傷ついていることを思うと、「皆さんは、私たちの分も 負ってくださっているのです。本当にごめんなさい」という声を届かせたい衝動にかられます。今回は被災から免れた私たちが、自然界への畏れが足りない生活 に甘んじていた反省を思うからです。 くすしくも同日、「平泉」と「小笠原諸島」が世界遺産に登録をされる見通しとなりました。認定されれば国内4番目の自然遺産と12件目となる世界文化遺産 となるにふさわしい日本の再生に、今、心を一新したいと思います。これ以上、買うことの出来ない家族の愛を断ち切られることなく、友とそして地域の絆を失 うことなく、いのちあるものが幸せを感じる日々を取り戻すために・・・と願います。 婦人之友社では幸いにも全国友の会と自由学園との三団体「震災救援活動」を組織し、学園の卒業生も加わり救援支援活動を継続しています。直接定期読者の安 否を尋ねてくれている友の会会員と卒業生との連絡や、漁業と農業の支援を行なっている東京での生産品販売の次回の準備や、岩手県大槌町では孤立した家庭へ の炊き出し、物資の支援など、宮城県仙台でも炊き出しや、新入学児童の袋物、スモック、巾着袋などの製作を全国の友の会会員に依頼、車を流され不便をして いる家庭に自転車を届けている人への協力など、できる事を続けています。婦人之友6月号、被災地からの「食の未来を危うくしないために 」 の提案には、読者の賛同と協力で、実践へと進むよう反響をお待ちしています。 被災地の方々の今後に力を尽くすと共に、我がこととして私たちの生き方を見つめ直し、精神の復興を行なう時としましょう。婦人之友社では、3誌と共に、長期を視野にこの大震災・津波被害に心と行動を皆さまと共に寄せていきます。 (婦人之友社 千葉公子 記) ページのトップに戻る 【3団体(婦人之友社・全国友の会・自由学園)震災支援活動】 (4月15日発信) 婦人之友5月号、明日の友191号の救援募金の呼びかけに、多くの方々からお振り込みをいただいています。この募金は、全国友の会の「われらの公共費」と 合わせて、婦人之友社、全国友の会、自由学園による「3団体震災救援活動」のために使わせていただきます。 まずこの中から一部を、救援活動費として活動拠点となる4友の会(盛岡、仙台、福島、郡山)と被災地周辺の9友の会へ送り、さらに20市町の福祉課などへ復興支援資金としてお届けしました。 被災地に近い各友の会は、震災直後から近隣の避難所で支援活動(炊き出しや必要な物資を届ける)を開始しています。(婦人之友5月号「友の会ニュース」に詳細) 4月7日、8日に、3団体震災救援本部から3名が、岩手県釜石市周辺と、宮城県石巻市周辺の被災地を訪ねました。現地友の会の方々と避難所をお見舞いし、 各団体からの支援物資を届け、今後の活動拠点となる釜石の住宅、仙台友の家を確認しつつ、今後のための話し合いをしました。 これからは、盛岡友の会がすでに2度の炊き出しを行った大槌町で、4月末に在宅避難者を対象として、失った生活用品(食器や鍋釜)や漬物300食を届け、被災者の声を直接伺いながら、次の支援につなげていきます。 仙台市内はガスが復旧しかけたところに震度6の余震。最近までガソリン不足で、仙台友の家に会員が集まることも困難でした。先週、4箇所(石巻地区、名取 地区、仙台若林区荒浜、亘理・山元町)を対象に支援組織が立ち上がり、現地の要望を集めています。 被災地では行方不明者を探されている方も多く、瓦礫撤去もこれからです。仮設住宅の着工は遅れ、避難所生活が長引いています。被災された方々に寄り添った 息長い支援は、始まったばかりです。3団体それぞれの力を発揮して、必要とされる活動をしていきたいと願います。 (婦人之友社 深沢多聞 記) ページのトップに戻る |