はやわかり『羽仁もと子案家計簿』
世界各国の一般家庭を取材したジャーナリストが「日本のように「家計簿」をつけている家はほとんど見当たらなかった」と記しているように、家計簿は日本独自の文化といえるでしょう。さらに『羽仁もと子案家計簿』によって一般家庭の経済に「予算の考え方」が導入されたことは画期的で、ほかに同様な国が見当たらないということは、いまなお世界的に見ても画期的であり続けているといえるでしょう。 もっとも「つけ始めてみたけれど続かなかった」という声も聞かれます。 でも、記帳を続けることで一家の生活の状態がくっきりとわかり、暮らしの指針となり、「先月よりさんまが安くなった」「災害の影響で野菜が高い」など、社会の動きまで読み取れるようになります。最初から厳密につけようと気負わずに、続けることを優先してみてください。オンラインサービスは、そのお役に立つものをめざしています。
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