南瓜の煮つけ
◎材料と分量(1単位)
南瓜 小1個
砂糖 大匙5
塩 小匙1/2 または醤油小匙2
◎つくりかた
- 南瓜は4~5cm角に切って皮をむき、面をとり、水につけます。水につけることによってかなり煮崩れを防げるが、みょうばんを入れると、もっと効果があがります。ほかに、芋類、蓮根、ごぼうなどの調理に使うとあく抜きにもなり、色鮮やかな仕上がりになります。
- 南瓜は上側の厚いところ、下側の薄いところでは火の通りが違うので、別々に下茹でしておきます。
- 鍋に南瓜がかぶるくらいの水を沸騰させ、砂糖と塩、または醤油を入れ、南瓜を入れて柔らかくなるまで煮ます。煮汁につけたままにして、味を含ませます。
味つけは砂糖と塩のほうが品よく仕上がりますが、これは好き好きですからお宅の味を作り出してください。
1989年秋 67号 『どんなものも無駄にしない』内田栄一/健康特集 膝の痛み、足のトラブル |
◎編集部から
内田栄一さんのレシピは①なになに、②なになに、というものではなく、文章で読ませてくれる貴重なレシピ。今回は無理やり番号をつけましたが、本当は必要ないと思います。
「南瓜」の調理法の最初にこんな文章が。
「野菜は何でも下茹でしてから、出汁や味付けした汁で煮ます。煮崩れしないうちに火を止め、味をよく含ませて、翌日に食べるのが一番うまいんです。 南瓜もそうやって煮ます。それから種と皮以外は麺鳥島物など、小さな切りくずを全部取っておいて、スープをつくります。煮つけと同時にスープも作ろうと考えれば、煮つけのために面取りをした切りくずや、種をとったところの煮崩れしそうな部分も、惜しげなく切り取って鍋にとっておけるでしょう。」
このスープのつくりかたも、MAX5にありますので、ぜひつくってみてください。
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