おばあちゃんの食器棚 2章・Web連載スタート!
月刊『婦人之友』2022年5月〜8月号に好評連載の「おばあちゃんの食器棚」が、2章・第5話以降は婦人之友社ホームページでの連載となります。
第5話「呼び寄せのポット」は、こちらからお読みいただけます
「おばあちゃんの食器棚」第1話のあらすじ
桜が咲く頃、煙になった”はる”おばあちゃん。ひとりで小さな家に住んでいました。
食堂にある大きな食器棚には、人生の中で生活と食卓をともにした、お気に入りの陶器やガラス、木、金属、染めや織の布が納められていました。
以前、おばあちゃんは語ってくれました。紡ぐところから作られた羊の毛のブランケットや木のテーブル、椅子、ランプシェード、動物の絵が描かれたお皿に木のサラダボウル……。それらがどんな素材、どんな人の手や思いから生まれたかという豊かな物語を。
次のお話はどんなだろう? でもおばあちゃんは、今はもういない。
するとどうでしょう。その続きの物語を、「おばあちゃんの食器棚」のものたちが、語り始めました。
第1話から4話までは、『婦人之友』2022年5月〜8月号に掲載されています。どうぞお手に取ってご覧ください。
第1話の感想から
- とってもすてきな物語で楽しみです。絵も。 実家や田舎の古い大きな食器棚を思い出します。
- おばあちゃんっ子だったわたし。わくわく読みました。続きが楽しみです。挿絵もお話の雰囲気にぴったりで、大好きです。テーブルにつっぷして眠ってしまった「私」の、三つ編みの感じ、髪のやわらかさが伝わって、じっと眺めてしまいました。
- 作り手が感じられるもの、それを大切に使う人、そしておばあちゃんの家……。素敵な空気が流れる空間だったのだと思う。毎年夏休みに半月近く過ごした祖母の家を、思い出した。