すぐできる・あってよかった 今夜のおかず110
2019年5月22日発売
『婦人之友』読者と選んだ料理研究家22人の人気レシピ
2008~2018年の『婦人之友』誌上で紹介した料理から、読者アンケートで人気のあった100のレシピに、“手早い野菜料理”の新レシピ10を加えて1冊に。
登場する料理家22人の家庭料理が、忙しい日の夕食として、季節を味わう一皿として、再びあなたの食卓へ。
『婦人之友』誌上レシピアンケート 読者250人に聞きました!⇒
野菜の新レシピ
いつも冷蔵庫にある野菜が、ちょっとした工夫で新たな味に、食べ方に!
角切り大根のバター蒸し煮 |
きゅうりと挽き肉のピリ辛炒め |
水玉ごぼうのドライカレー |
キャベツのおかずサラダ |
「材料別さくいん」がついているのでレシピがさがしやすい
『すぐできる・あってよかった今夜のおかず110』取り扱い書店一覧⇒
目次
- はじめに
- 目次
- この本に協力してくださった料理研究家の方々
この本のきまり
1章 手早いメイン&すぐできる野菜料理
手早いメイン
- 八宝菜風うま煮 上田淳子
- 豚肉のねぎ味噌焼き 清水信子
- 鶏肉とエリンギの蒸し煮 ウー・ウェン
- ぶりのステーキ 堀口すみれ子
- 鯛のアヒージョ風 丸山久美
- 鶏のプルゴギ チョン・テキョン
- 春キャベツの回鍋肉 ウー・ウェン
- 鶏肉とれんこんの粒マスタード炒め 丸山久美
- 牛肉とねぎのオイスターソース炒め 岡田めぐみ
- ガーリックステーキ、パセリライス Mako
- チキンソテー、ゴルゴンゾーラソース 加藤真夢
- 和風ラタトゥイユ 野村紘子
- 豚しゃぶとレタスの梅・生姜和え 野村紘子
すぐできる野菜料理
- 上手な葉もの料理のこつ ウー・ウェン
- 小松菜のシンプル炒め ウー・ウェン
- ドイツのおばあちゃんのきゅうりサラダ 門倉多仁亜
- レタスのオイスターソース炒め ウー・ウェン
- ピーマンのちりめんポン酢 本谷惠津子
- 人参とケッパーの炒め煮 北村光世
- ピーマンと人参の炒めもの 岡田めぐみ
- 春キャベツと人参のフリフリコールスロー 舘野鏡子
- じゃが芋のごままぶし ウー・ウェン
- れんこんのシャキシャキ炒め 清水信子
- 香菜の白和え ウー・ウェン
- きくらげの酢炒り 堀口すみれ子
- 豆腐とそら豆の卵とじ 成瀬すみれ
- 厚揚げとニラの醤油炒め ウー・ウェン
工夫いっぱい 野菜の新レシピ10
- “切り方を変える”が脱マンネリに 舘野鏡子
- 角切り大根のバター蒸し煮
- きゅうりと挽き肉のピリ辛炒め
- 水玉ごぼうのドライカレー
- キャベツのおかずサラダ
- エチュベ(蒸し煮)を極めて手早く多彩に 上田淳子
- 玉ねぎとトマトの塩、胡椒風味
- スナップエンドウのオイル蒸し
- キャベツのあっさり蒸し
- 小松菜のこっくり風味
- ごぼうのピリ辛風
- ブロッコリーの香り焼き
2章 「リピート率№1!」わが家の定番
- キャベツたっぷりメンチカツ 石原洋子
- 牛肉とごぼうの当座煮 野村紘子
- 蒸し鶏と鶏飯 ウー・ウェン
- ロールキャベツ 小山瑛子
- 鶏肉のカリカリ焼き 小山瑛子
- クリスピーチキン 舘野鏡子
- 黒酢酢豚 ウー・ウェン
- 牛肉と野菜のさっと煮 成瀬すみれ
- ゆで豚とキャベツ、ピリ辛ソース 松本忠子
- ゴーヤ豚天 舘野鏡子
- 秋刀魚とごぼうのかき揚げ 石原洋子
- 鯖の辛子竜田揚げ/三枚おろしの手順 柳原一成
- サーモンのマリネ 門倉多仁亜
- 秋刀魚の黒胡椒煮 清水信子
- 鰹の豆鼓蒸し 岡田めぐみ
- マカロニポテトサラダ 石原洋子
- 大根のグラタン 舘野鏡子
- ポテトグラタン Mako
- 茄子の中国風味噌煮 小山瑛子
- 茄子の田舎煮 堀口すみれ子
- 中国風茶碗蒸し、搾菜と刻みねぎのせ 小山瑛子
- グリーンアスパラガスと新人参のジョン チョン・テキョン
3章 忙しいときこそ、ほったらかし料理
- 野菜たっぷりチキンカレー 上田淳子
- 塩豚ポトフ 藤井恵
- ピェンロー(中国の白菜鍋) 藤井恵
- 野菜おでん 渡辺あきこ
- 冷やしおでん 石原洋子
- 鶏肉と豆腐の酒塩鍋 渡辺あきこ
- 豚の梅酒煮 本谷惠津子
- 豚の角煮 堀口すみれ子
- 牛すね肉のじっくり煮 舘野鏡子
4章 季節の野菜をたっぷり漬けて
- かぶのレモンマリネ Mako
- オクラのピクルス 北村光世
- セロリの酢漬け、かつお風味 村岡奈弥
- ゆでゴーヤの南蛮風 舘野鏡子
- 大根のざらめ漬け 松本忠子
- 新生姜の甘酢漬け 小山瑛子
- 野菜1kgの塩水漬け 本谷惠津子
- 夏野菜の香り漬けもの 小山瑛子
- 夏野菜の甘酢漬け、中国風 村岡奈弥
- 手軽につくる1kgの梅干し 野村紘子
5章 大切にしたい 豆・海藻・郷土の常備菜
- キドニービーンズのマリネサラダ 門倉多仁亜
- ずいきと油揚げの煮もの 清水信子
- ひじきのイタリアンマリネ 舘野鏡子
- 牡蠣の佃煮 小山瑛子
- 切り昆布の小梅煮 松本忠子
- 鰯の梅煮 成瀬すみれ
- 豚味噌 門倉多仁亜
- 生姜の佃煮 渡辺あきこ
- 煮なます 本谷惠津子
- 吹き寄せおから 松本忠子
6章 レパートリー広がる 米・麺・汁もの
- おすし2種 いなりずし、かんぴょう巻き 柳原一成
- 牛しぐれの太巻き 石原洋子
- キャベツカレー 村岡奈弥
- 筍と鶏肉のまぜごはん 石原洋子
- 鯛めし 堀口すみれ子
- 椎茸とハムのクリームパスタ 門倉多仁亜
- トマト冷麺 石原洋子
- 人参のポタージュ 加藤真夢
- ガスパチョ 丸山久美
- 沢煮椀 堀口すみれ子
- きのこけんちん汁 松本忠子
- ドイツ風具だくさんスープ(アイントプフ) 門倉多仁亜
- 芽ひじきとなめこのスープ 岡田めぐみ
7章 週末のおもてなしに
- ビーフシチュー 小山瑛子
- ローストポークと野菜のロースト/バケットサンドイッチ Mako
- ローストビーフ 堀口すみれ子
- 豚ヒレ肉のパイ包み 丸山久美
- カニ入りクリームコロッケ 堀口すみれ子
- 豚肉のサルティンボッカ・ローマ風 北村光世
- 鶏むね肉のパレルモ風 野村紘子
- 料理研究家の紹介
- 『婦人之友』誌上レシピアンケート 読者250人に聞きました!
- 昆布とかつおのだし(基本のだし)/昆布だし(水で取るだし)
- 読者の声
- 材料別さくいん
『婦人之友』誌上レシピ アンケート
読者250人に聞きました!
本書とつくるにあたり、読者に人気の誌上レシピを知るために、全国友の会(『婦人之友』読者の会)の協力のもと、アンケートを行いました。読者250人から回答があり、6つの質問に寄せられたレシピの数は、のべ1000品以上。各質問の1位レシピを紹介します。
Q 定番になったレシピは?
1位:牛肉とごぼうの当座煮…p.48 |
2位:煮なます…p.108
3位:茄子の田舎煮…p.67 |
Q 急ぐときに助かる時短レシピは?
1位:八宝菜風うま煮…p.10 |
2位: 鶏肉とエリンギの蒸し煮…p.13
3位:ゆで豚とキャベツ、ピリ辛ソース…p.55 |
Q 仕こんだら時間まかせのお気にいりレシピは?
1位:野菜たっぷりチキンカレー…p.72 |
2位:塩豚ポトフ…p.74
3位:野菜おでん…p.76 |
Q 季節になるとつくりたくなるレシピは?
1位:大根のざらめ漬け…p.88 |
2位:新生姜の甘酢漬け…p.89
3位:ゆでゴーヤの南蛮風…p.87 |
Q 家族に人気のレシピは?
1位:キャベツたっぷりメンチカツ…p.46 |
2位:クリスピーチキン…p.52
3位:ポテトグラタン…p.65 |
Q 時間をかけてでもつくりたい「腕まくり」レシピは?
1位:吹き寄せおから…p.110 |
2位:鯛めし…p.119
3位:豚ヒレ肉のパイ包み…p.135 |
料理研究家の紹介(50音順、敬称略)
石原洋子(いしはらひろこ) 日本料理、中国料理、フランス料理を学び、洗練された上品で確かな味が好評。著書に『わが家のからだにいい料理』(小社刊)ほか多数。 |
ウー・ウェン 北京生まれ。1990年に来日。ウー・ウェンクッキングサロン主宰。日本の家庭でもつくりやすい、素材を生かした中国の家庭料理を広める。 |
上田淳子(うえだじゅんこ) 調理師専門学校を卒業後、渡欧。レストランなどで修業したのち、料理研究家に。双子の男の子の育児と家事、仕事の両立を通して生み出されたレシピが好評。 |
岡田めぐみ(おかだめぐみ) 台湾料理の辛永清氏の助手を務め、山岡洋氏に師事。つくりやすく、家庭的な味、ていねいで手際のよいレシピが好評。 |
加藤真夢(かとうまゆめ) 20代で夫の赴任先のミラノで3年暮らし、家庭料理とイタリア菓子を学び、帰国。自宅で料理とテーブルコーディネートの教室を主宰。 |
門倉多仁亜(かどくらたにあ) 幼いころにドイツ人の母方の祖父母と暮らす中で料理好きに。結婚後、料理とお菓子を学ぶ。ドイツの家庭の味を伝える。 |
北村光世(きたむらみつよ) 自宅でハーブを育てながら、ハーブ料理を提案する。特にイタリア、メキシコ、アジア各国の料理と食文化、食の歴史に造詣が深い。 |
小山瑛子(こやまえいこ) 段取り、手早さに定評がある。陶芸家だった義父の小山冨士夫氏と親交の深かった魯山人も家に訪れ、姑とともにもてなし膳をととのえた。 |
清水信子(しみずしんこ) 旬の素材を使った家庭の惣菜、郷土料理などを幅広く伝える。基本を大切にした調理法と確実な味、ていねいな指導が人気。 |
舘野鏡子(たてのきょうこ) 料理番組などのアシスタントを経て独立。子育て中ならではの手早さと工夫を凝らしたレシピが好評。同居している両親には、三度の食事を20年以上つくり続けている。 |
チョン・テキョン 家庭料理や韓国宮廷料理、薬膳料理の研究、開発をする。日本語と韓国語による料理教室を主宰。つくりやすいレシピの考案に力を入れる。韓国在住。 |
成瀬すみれ(なるせすみれ) 日本料理、懐石料理をもとにした季節感のある家庭の味を長年自宅で教えた。『わたしの保存食シリーズ』(小社刊)に協力。2018年逝去。 |
野村紘子(のむらひろこ) 料理上手の母に学び、茶道、華道に伝わる日本文化を大切に暮らす。親しみやすい和洋中の料理と、季節感あふれるお惣菜が魅力。 |
藤井 恵(ふじいめぐみ) 「家族の元気は食卓から」をモットーに、栄養バランスのよい、つくりやすいレシピが好評。韓国料理も得意。栄養管理士。2女の母。 |
堀口すみれ子(ほりぐちすみれこ) 基本を大切にする品のよい家庭的な食卓が身上。おもてなし料理も好評。詩人でエッセイスト。父は詩人でフランス文学者の堀口大學氏。 |
Mako(まこ) 3男1女を育てながら、母から受け継いだ味をベースにレシピを広げる。つくりやすく、くりまわしや保存がきくなど、工夫と創造力豊かなレシピが魅力。 |
松本忠子(まつもとあつこ) 郷土料理の造詣が深く、確かな味と技、華やぎのある家庭料理を伝える。器選びや、盛りつけにも定評がある。 |
丸山久美(まるやまくみ) 14年過ごしたスペインで、各地の家庭料理を習い覚える。日本の家庭でもつくりやすいように工夫しながら、その魅力を伝える。 |
村岡奈弥(むらおかなや) 中医薬膳師・国際中医師。日、仏の調理学校で学ぶ。薬膳を取り入れたつくりやすいレシピ、美しい盛りつけが好評。1女の母。 |
本谷惠津子(もとやえつこ) 沢崎梅子氏、本谷滋子氏に学ぶ。イタリア料理を取り入れた手早い家庭料理が好評。監修に『基本の家庭料理 和食篇・洋食篇』(小社刊)。 |
柳原一成(やなぎはらかずなり) 近茶流宗家。「柳原料理教室」で日本料理を長男尚之氏と指導。全国の食材の研究を続け、日本の食の歴史や歳時記など食文化の造詣も深い。 |
渡辺あきこ(わたなべあきこ) 料理学校の講師を務めたあと、独立。和食を中心にした家庭料理のほか、子育て料理も得意。郷土料理の研究にも力を入れる。 |