老~い、どん!あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる | 婦人之友社 さあ、生活を発見しよう

老~い、どん!あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる

著者:樋口恵子
価格:1,485円(税込)
サイズ:四六判
頁数:160頁
ISBN:978-4-8292-0914-1

2019年12月10日発売


『明日の友』の人気連載「人生100年学のすすめ」が、書き下ろしを加えて1冊に!

 

超高齢社会への提言を続ける88歳の著者が、自身の“ヨタヘロ”の現実を、ユーモラスに綴る渾身のエッセイ!

 

健康寿命と平均寿命の間のおよそ10年を「ヨタヘロ期」と命名。痛いところだらけで「ヨタヨタ・ヘロヘロ」とよろめきながらも直進していると、自分を明るく表現。

 

著者のヨタヘロ体験の一例

  • 調理がおっくう、食欲もわかず、中流型栄養失調症に!
  • 84歳での建て替え引越しで、金欠ウツに
  • 近くの駅まで歩くと息切れ、街角にベンチがほしい

 

樋口恵子(ひぐちけいこ)
1932年東京都生まれ。評論家、NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長、東京家政大学名誉教授、同大学女性未来研究所所長。『明日の友』の特集記事で、暮らしの工夫をたびたび公開。連載中の「人生百年学のすすめ」で、自身のヨタヘロぶりを綴り、老いの現実と覚悟を伝え続ける。


咢堂(がくどう)ブックオブザイヤー2020 相馬雪香特別賞 を受賞しました。

 

公益社団法人 読書推進運動協議会「読書週間2020 敬老の日 読書のすすめ」に選ばれました。

敬老の日 読書のすすめ 本を読んでみませんか?「本を読むと若くなる」といわれます。読書が心の健康に役立つからです。本を読むことが、頭の体操になるからです。「本を読むと美しくなる」ともいわれます。すぐれた本といっしょに呼吸し、心を豊かに働かせている人は、自然に目の輝きがまして、自信のある顔立ちになるのでしょう。(読書推進運動協議会リーフレットより)

『明日の友』冬 243号 ●座談会抄録 超長寿時代、「ヨタヘロ期」がやってくる⇒

メディア掲載 朝日新聞・読売新聞 ほか⇒

電子版発売しました⇒

目次

はじめに―─ 私、ヨタヘロ期真っ最中

  • 人生後半の安心生活 してよかった25のこと

 

 

第1章 84歳の建て替え引越し大冒険

  • 耐震性欠如が建て替えの決め手
  • 捨てられる物の哀れ
  • 悩ましき住宅費
  • 金欠から貧血へ

 

コラム BB―貧乏ばあさん増加中

 

 

第2章 おひとり高齢者の食生活

  • 中流型栄養失調症
  • 「ごはん友だち」増加作戦
  • 買い物は人生の自由、自立、そして快楽

 

コラム 80歳は、調理定年?

 

 

第3章 老いて歩けば

  • 街角にベンチが欲しい
  • トイレやいずこ
  • 安心パッドとの再びの出会い

 

コラム 私の室内ウォーキング

 

 

第4章 「人生100年丸」に乗って

  • 倍にのびた夫婦芝居の幕ひき
  • もう男性は、介護から逃げられません
  • 介護離職ゼロ作戦―君、辞め給うことなかれ
  • ケアされ上手でありたい

 

コラム 「ヘルプ・ミー」と言えますか

 

 

第5章 大介護時代をどう生きる?

  • 時よ止まれ、老いた私が遅すぎるから
  • 認知症 みんなで支えりゃこわくない
  • 認知症を世の光に
  • 老いて迎える誕生日

 

コラム 幸せに生きる人の共通点

 

 

第6章 老いての自立と支え合い

  • 災害を超えて老いを生きる①
  • 災害を超えて老いを生きる②
  • ペットロスではないけれど
  • 「このおばあちゃん」と呼ばれて

 

 

おわりに 

 

 

 

  • 本書は、隔月刊誌『明日の友』(婦人之友社)の連載「人生百年学のすすめ」(2016年春・221号~)および特集記事に、書き下ろし5編を加えて再構成しました。

 

 

はじめに 私、ヨタヘロ期真っ最中 人生後半の安心生活 してよかった25のこと
第1章 84歳の建て替え引越し大冒険 コラム 80歳は、調理定年?

第4章「人生100年丸」に乗って

・倍にのびた夫婦芝居の幕ひき


樋口さんオリジナル “ピッチャン体操”!

*撮影は2月に行いました。

ピッチャン体操 樋口さんが続けている体力づくりの1つ
明日の友238号(2019年早春号)掲載

 

 

関連商品