コロナと向き合う 私たちは どう生きるか
2020年10月1日発売
●F-TOMO BOOKLET●
世界中を襲い、今なお収束の見えない新型コロナウイルス感染症。さまざまな情報が飛びかい、状況が刻々と変化する日々、私たちは目に見えないものに戸惑い、判断に迷い、心も揺らぎがちです。
そんな中、『婦人之友』5月号以降、執筆者の皆さまは、「コロナと向き合う姿勢」を語り、「コロナ禍で、何を大切に生きていったらいいのか」を問うメッセージを、次々に発信してくださいました。
実感あふれるその言葉の数々に、読者からは「まさに今、必要としていました」「読んで気持ちが落ち着いた」などの声が多く寄せられました。
コロナ禍が続く中、そして今後、状況がどう変わろうとも、これらの強く、しなやかで、核心をつくメッセージを、いつでもそばに置いて読み返せるものにと、このたび1冊にまとめることにいたしました。
『婦人之友』掲載執筆陣は、山中伸弥さん(京都大学iPS細胞研究所所長)、海原純子さん(心療内科医)、ロバート キャンベルさん(日本文学研究者)、若松英輔さん(批評家)、湯浅誠さん(社会活動家)、木村泰子さん(大阪市立大空小学校初代校長)、辻信一さん(文化人類学者)、藍原寛子さん(ジャーナリスト)、中村秀明さん(元毎日新聞記者・在イタリア)、最上敏樹さん(国際法学者)。
さらに、新たに書き下ろしてくださったのは、福岡伸一さん(生物学者)、あさのあつこさん(作家)、中満泉さん(国連事務次長)、末吉里花さん(一般社団法人エシカル協会代表理事)、枝廣淳子さん(環境ジャーナリスト)、中村秀明さん。
心にやわらかく響き、よりどころとなる16のメッセージを、ぜひ皆さまのお手元に。
福岡伸一 |
あさのあつこ |
山中伸弥 |
海原純子 |
ロバート キャンベル |
若松英輔 |
中満 泉 |
湯浅 誠 |
木村泰子 |
辻 信一 |
末吉里花 |
藍原寛子 |
中村秀明 |
枝廣淳子 |
最上敏樹 |
目次
- はじめに
- プロローグ
Part 1 共に
- 中村秀明
外出制限1カ月半のイタリアで見えるもの - 山中伸弥
賢い行動を、粘り強く── 新型コロナとの向き合い方 - 海原純子
アサーティブに不安を乗りきる - 辻 信一
“緑の力”という希望 - ロバート キャンベル/若松英輔
“弱さ”に向き合うちからを - 木村泰子
危機を乗り越え“あなた自身の新たな学び”を - 湯浅 誠
コロナより怖い“思考停止”にならないために - 藍原寛子
感染して知ったコロナの怖さ 加藤友朗さんに聞く - 最上敏樹
この、感謝のとき
Part 2 未来へ
- 福岡伸一
ポストコロナの生命哲学 - あさのあつこ
わたしたちの罪 - 中満 泉
協力が変える世界の未来 - 枝廣淳子
危機だからこそ、変えられる!コロナの先の社会へ── - 末吉里花
「エシカル」はこれからの時代の道しるべ - 中村秀明
「人の命か経済か」は、あり得ない - 最上敏樹
このあとの世界