地球ってすばらしいですね
虫や花、鳥や木を友とした著者がジャン・アンリ・ファーブル(生物学者)の生地、ギルバート・ホワイト(英国の牧師・博物学者)の暮らしたセルボーンなど、ナチュラリストの源流を訪ねる旅へ。一般のガイドブックにない不思議と発見を、文と絵で語る。
著者は自由学園の理科教師。
著者紹介
(1927年-1997年)海軍兵学校(75期)江田島にて終戦を迎える。1949年自由学園男子部卒業。後年、東京理科大学理学部2部物理科に学ぶ。
日本鳥学会、鳥類保護連盟、野鳥の会会員。
目次
- はじめに
- 三か月の旅の行程
- 空の旅
- アメリカ
・ミドルベリーと大学の卒業式
・ソローの暮らしたウォルデンの池
・オナガとの出会い
- イギリス
・あこがれのセルボーン
・ギルバート・ホワイトの村
・セント・ メアリー教会
・博物誌の語る山野を歩く
・ライ夫人とサンディさんの手料理
・スリムブリッジの水禽協会
- ケルンの町からシュヴァルツヴァルトをぬけてフランスへ
- フランス
・パスカルの山ピュイ・ド・ドーム
・ファーブルの村を訪ねて
・マラヴァルと生地サン・レオン
・ミストラルと共にプロヴァンスへ
・スカラベとフラミンゴ
・ヴァントゥー山に登る
・忘れられぬ人々
・セザンヌの山
- スイス
・アルプスの氷河
- ドイツ
・クルクル回る果実・空を飛ぶ種子
・始祖鳥のふるさとアイヒシュテットへ
・ドイツの街角で
・炭鉱跡を訪ねて
・ヴィッテンのシュタイナー学校
- オランダ
・風車の町ライデンとシーボルトの鳥
- 太陽を追って日本へ
- あとがき