こころの座標軸
日常の出来事から世界情勢まで。深く鋭いまなざし、上質なユーモアで綴られる人間の本質、人生の真髄…。独特の語り口で説く問題が、迷える時代のコンパスとなる。
著者紹介
1921年(大正10年)東京生まれ。欧米の大学で哲学・聖書学などを学び、ヨーロッパ各国に滞在。「みどり一本」植樹運動や、「犬養基金」の創設など、アジア・アフリカ・ヨーロッパの難民支援のために精力的に活動を続けてきた。
目次
- 一本のロウソク
- 人間の座標軸―コモンセンス
- 手術大好き
- 自分を愛す?
- 遊びの癒し
- 驚きと美の“貧困地”アフリカ
- アフリカの祈り
- プレゼント・プレゼンス
- オイコス・エコ・エコ
- 緊急・スマトラ沖地震・津波 教育プログラム
- 静かな警告者―レイチェル・カーソン
- 現代に読む「創世記」
- 六日目の私たち
- 光る若者たち
- 六日と七日の間―傲慢・憎しみ・殺戮・戦争
- フムス・ハム・ヒュウ
- ヨーロッパの“市”から
- 生活しつつ祈りつつ
- 和の基礎づくりどこから
- “時”をめぐって考える