羽仁もと子選集 最も自然な生活
思想することの出来る人間の最も自然な生活、それは、欲望のままにでなく、自主、自由とは何か、本気で考えとおすところから始まります。
力強く、心に沁みるように語りかける、著者の深い信仰から発する一語一語は、読む人に勇気を与えるでしょう。特に社会で働く人、家庭人、子育て中の親に贈る24篇。
目次
- 愛と寛容
- 勝気と強情
- 空の鳥を見よ
- 愛することの幸福
- まかせる心
- まちがいを恐れずに
- かく考えて友と交わりたし
- 囚われざる生活
- 最も自然な生活
- 家庭味
- 新年の夢
- 野の花の姿
- 『金の頭脳』『金の仕事』
- 女性と使命的生活
- 仕事、休息、人の一生
- 団体について考える
- 一粒選りの生活
- 真実を語れ
- 「小さき驚きの記録」より
・人間の生地の教育
・共に学び共に働く - 健全分子
- 氏か育ちか
- 音頭取り
- 靴を揃えてぬぐ自由
- 人類への贈り物
- 掲載文の出展一覧
- 写真でみる著者のあゆみ
- 羽仁もと子年譜