羽仁もと子著作集 第10巻 家庭教育篇 上(新版)
上巻は、幼児教育について著者自身の育児の経験から、生活即教育の重要性を語ります。
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目次
赤ん坊を泣かせずに育てる秘訣
- 夜の授乳
- 昼の授乳
- 規則正しき授乳のしかた
- 赤ん坊のためにする毎日の手数
- おしめはどんなのがよいか
- 赤ん坊は必ず寝せておくこと
育児のしおり
- 自然の指示
- 母親に対する愛慕
- 放任主義と不注意主義
- 子供を愉快ならしむること
- 子供と規律
- 親のめがね
- 子供のなだめ方
- 自信をもって導くこと
- 「悪戯」ということ
- 物の置き所
- 泣くまね
- こわがらせること
- 言うと同時に行なうこと
- それごらんなさい
- 叱られますよ
- かた言
- 子供の進歩
- 若様お嬢様
- 子供と習慣
- ませた子供
- 子供の活動
- 復讐を教えること
- あわてて物を隠すこと
- ものを与え過ごすこと
- 愉快そうな子供
- 鷹揚な態度
- 清潔な雰囲気
- 無邪気な教育
- お祖母さんそだちの子
- 総領子の幸福
- みめ美わしき子供
- 必ず長ずる所あり
- 友だちのない子とわがまま
- わが子他人の子
- 一人遊びの害
- 不識の善
- 育児と日本家屋
家庭教育の実験
第一 家庭教育の基礎
- よい習慣を与えること
- 習慣はいかに幼児を支配するか
- わがままに対する処置
- 同情を養わせること
- 理性を発達させること
- 意志を鍛錬させること
- 多くの長所をつくって置くこと
- 家庭教育と信仰
- いかにして子供を神に導くべきか
第二 母親の陥りやすき誤謬
- 天分不相応の教育
- 神経的なしつけ方
- もう少しの忍耐
- 子供と遊び友だち
- 子供どうしの物争い
- 兄弟げんかについて
- 男の中の女の子、女の中の男の子
- 言うことをきく子ときかぬ子
- おもちゃなどを与え過ぎること
- お伽噺について
- 子守の心得
第三 子供のために用意し経営したきこと
- 子供部屋の設備
- 戸外の遊び場
- 幼児に与うべき日課
- 誕生日の祝い方
- 子供のお話会
- 家庭祭
第四 長じたる子供について
- 少年少女時代の教育
- いかに子供を監督すべきか
- 教授法と復習について
- 遅鈍な子供の教え方
- 青年に対する親の心得
第五 娘の教育法
- 縁談のためにする教育
- 母親みずから感化の中心たること
- 教育に対する短見謬想
- いかに娘を教育すべきか(一)
- いかに娘を教育すべきか(二)
続家庭教育の実験
みずから主たらしむる教育
- 満一年より二年まで
- 良心、同情、理解力
- 母親は子守にあらず
- 子供と用事
- 子供の残酷性
- 子供に対する賞罰
- 泣声をだす子供
- 打つ方と打たれる方
- 断らなくてはならない友だち
- 一人遊びの時と友だちの数
- 一人遊びによい場所と機会
- 子供を幼稚園に入れることの可否
- 違った風と違った意見
- 他の子供の長所美点
- 子供と金銭の教育
- 子供と絵葉書
- 子供に小遣を与えて成功した実例
- 子供と買い物
- 子供と持ち物
- 子供を学校に送るについて
- 二種の学校
- おさらいの方法
- 濫読の害
- 子供と夏休み
- 子供と作文
- 教えるものの哀しみ、教えるということの害
- 子供のあるらしき家
- 子供の歴史
- 子供のために明日のことを考える
父母のおしえ
- 時間割のこと
- 食事のとき
- ごぼうびのお金
- 買い物のこと
- 聞かないふりをすると
- 一人で考えてものをすること
- 人まねをせずに勉強せよ
- 勉強のしかた
- 友だちと遊んだおもちゃ
- 「いや」という言葉
- 正直な心で勉強すること
子供の頭をよくする育て方
- 規律と理解
- 一時のがれと大げさ
- おどかすこと
- お伽噺の話し方
- 小言の言い方