雑司ヶ谷短信(新版) 上下巻セット
羽仁吉一が昭和7年から逝去の月(昭和30年10月号)まで「婦人之友」に“雑司ケ谷短信”の題のもと書きつづられた23年分を上下に収めました。上巻は昭和7年から20年まで。下巻は21年から30年まで。折々の思い、夢や理想を綴った随筆集。
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目次
上巻
昭和7年(1932年)
- ミセス羽仁のきもの
- 昔ばなし
- 生粋の日本人
昭和8年(1933年)
- 建業三十年
- 春は来りつつある
- 人生の朝に生きよ
- 三十年一瞬
- 恩寵の春
- 五月の感謝
- 山にのぼる
- 南沢安息日風景
- 組織の神秘
- 父の家の住処
- 人生即学校
- 平福百穗氏
昭和9年(1934年)
- Good News
- 南沢冬日礼讃
- 友情休日記
- 陽春多事
- 前日曜今日曜
- 教育改革私案
- 一線の通路
- 「いざ来りて暫し憩へ」
- 病床問答
- 創造の最中
- 不知老之将至
- 誕生林
昭和10年(1935年)
- 満身満心の希望
- 学都南沢十年
- Leadership
- 千人針
- 自由学園十五年
- 南沢夕陽礼讃
- ミセス羽仁の片づけもの
- 道
- 男子部の夢
- 九月八日
- 水到渠成
- 南沢二十四時
昭和11年(1936年)
- 健康美・人情美
- 啓発録
- ジャーナリズムと教育
- 二月二十六日以後
- 慕わしき自由の名よ
- 伸びてゆく
- 友情草木譜
- 一夏安居
- 山上閑山下忙
- 佐渡紀行
- 羅漢問答
- 日本的なるもの
昭和12年(1937年)
- 春を待つ心
- 人生の宝玉時代
- 学園早春
- 二つのD
- 春日明暗
- 汝の富は地に満つ
- 有朋自遠方来不亦楽乎
- 慈母手中の線
- 精兵主義
- 教育報国
- 十月十七日
- 高倉全集を読む
昭和13年(1938年)
- 神人合作
- 運命の創造
- 教育の三味境
- 思想深沈・生活遠大
- 官尊民卑
- 戦線多事
- 戦線多事(続)
- 時勢は教育する
- 万里猶比隣
- 北京触目抄
- 仏を見せる
- 恩寵三十五年
昭和14年(1939年)
- 駅頭小景
- 体力気力知力
- 学問の道
- 北京往復日記
- 自由学園十八年
- 北京生活学校満一年
- 国民外交
- 芸術掃除
- 真剣勝負
- 学園近事の一
- 未完成の希望
- 清閑清福
昭和15年(1940年)
- 男子部教育報告会
- 病間消息
- 老の坂
- 北京より
- 学園老いず
- 小より大への道
- 明治三十年代
- 雲水机
- 留学生の帰るを送る
- 教育の秋
- 小石橋の朝
- 気品の教育
昭和16年(1941年)
- 心広体胖
- 海ゆかば
- 晴耕雨読
- 自由学園二十年
- 士魂工才
- 那須農場縁起
- 浄財浄業
- 天下多事
- 食糧増産の秋
- 男らしさと女らしさ
- 心を拓く
昭和17年(1942年)
- 探照灯
- 草履取と天下取
- 学園第二の黎明
- 子供の世界の発見
- 拓くものの心
- 学問と友情
- 報徳記と少年たち
- 物心一如
- これある哉
- 子供の夢
昭和18年(1943年)
- 天地即経典
- 文章報国四十年
- 涙と共に播くもの
- 北京生活学校五周年
- 教育は自然を尚ぶ
- 中国は招く
- 田園亦戦場
- 教育維新
- 巣立ちゆく子供
- 学行一体
- 人間到処有使命
昭和19年(1944年)
- 北京の六人
- 佳話三題
- 南沢春酣
- 農村奉仕隊
- 学徒動員のもたらすもの
- 横町の地図
- 物心浄潔
- 教育殉国
昭和20年(1945年)
- 文化疎開
- 新しい夢
- 危険と安全
- 那須生活抄
- 北京生活学校満七年
- 無限の可能性
- 学灯不滅
- 南沢農耕風景
- 三宅雪嶺先生
下巻
昭和21年(1946年)
- 新春佳話
- 自由の名
- 友情復興
- 学園二十五年
- 空の鳥をみよ
- 喪われた青春
- 九月の感懐
- 惰気一掃
- 心田開発
- 学園二十五年教育報告会
昭和22年(1947年)
- 農場近事
- 友情書翰
- 世界に開く窓
- 実学の道場
- 高貴の訪客
- 教育本然の姿
- 陶詩そのほか
- 一外国人の学園印象記
- 那須秋信
- 南沢冬景
昭和23年(1948年)
- クリスマス二題
- 教育の画竜点睛
- 人の冬楽し
- 文章労作五十年
- わが住む村
- 思わぬ樹蔭に
- 生活の詩
- 未完成の学者
- 乾草の匂い
- 人間建築
- 辺彊精神
昭和24年(1949年)
- 老は尊し
- 樹を植える話
- 安部磯雄先生
- 世界最小の大学
- 流風三百年
- 三代の教育
- 国土無塵
- 夏の幸福
- 那須のたより
- 農場多難
- 小鳥の味方
- 素人学問
昭和25年(1950年)
- 小さき回顧
- 曠野の讃美
- 平凡の偉大
- 早春清景
- 農場春酣
- 桜花とデモクラシー
- 空谷の跫音
- 学園消息
- よき素人の教育
- 夏休報告
- 芝生談義
- 秋興小記
昭和26年(1951年)
- 自由学園三十年
- 仁科博士を憶う
- 歴史の一面
- 春還る
- 苗木と根
- 学園の上古・中世・近代
- 学園と卒業生
- 遠藤新氏を悼む
- 読書是非
- 誕生日の散歩
- 農場十年の苦行
- 峠に祈る
昭和27年(1952年)
- 伝家の宝刀
- 又の名冬眠窟
- 炬燵の上で
- 二宮の温室
- ここに自信あり
- 一草一木への愛
- デュウイ逝く
- 底に流れるもの
- 頭と腕と汗
- こわれた腰掛
- 若者達はどこに?
- 南沢教師陣
昭和28年(1953年) 回顧五十年
- 家庭之友の創刊
- 借家物語
- 学園の出来るまで
- 百穗画伯の表紙絵
- 売切制の断行
- 著作集の刊行
- 北京生活学校
- 東北農村の教育運動
- 言論圧迫時代
- 自由の文字
- ミスタ羽仁、ミセス羽仁の呼び方
- 寝て暮すミセス羽仁
昭和29年(1954年)
- 曲った大根
- AとBの場合
- 学籍の予約
- 入学試験のころ
- 教育十代論
- 樹木に寄せて
- 那須昨今の記
- ネムの花と立葵
- 学園の活きた手紙
- 主の手にひかれて
- ミセス羽仁とボートレース
- 友への手紙
昭和30年(1955年)
- 教育は不便なるがよし
- 独立の象徴
- 試験亡国
- 梅花清潔
- 名園の末路
- 男子部開学二十年
- 学問と人間
- 労働のよろこび
- 南沢今昔
- 四通八達の悲願
- 羨むべき教育風景
初春偶感
恵への手紙