これが登美さんの“福吹く”暮らし 天然素材と遊び心、365日が心地いい
2020年12月1日発売
『婦人之友』で「暮らしの引きだし」を好評連載中の松場登美さんの最新刊。
群言堂の松場登美の、365日が心地いい
登美さんの家・他郷阿部家は、どうして「また必ず来たくなる」ほど心地いいのでしょう。天然素材でしつらえた空間には、おちゃめで美しく、出会いの物語が秘められた道具がそこここに。生活をつくり出す楽しさが溢れます。
著者紹介
松場 登美 (まつば とみ)
群言堂デザイナー。1949年三重県生まれ。1981年、夫のふるさと島根県大田市大森町(石見銀山)に帰郷、’98年(株)石見銀山生活文化研究所を設立し、「群言堂」で国産素材を使った着心地のよい衣料や、雑貨を全国に発信。古民家再生などで町おこしにも尽力。
松場登美さんが 総務省「令和2年度ふるさとづくり大賞」最優秀賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました。(2021.1.25)詳細⇒
目次
私が暮らす大森町(石見銀山)案内
目次
1章 ホッとする天然素材の道具
- 竹のワインラック
- キッチンペーパーホルダー
- かごとざる
- 胡桃の樹皮のかご
- ほうき草のほうき
- 愛用の器
- お気に入りのレシピ
- 岩のり丼/野菜のおから漬け
- おむすび型の竹ざる
- ほうろく
- 奈良漬けの玄米ピザ
- 竹皮草履
- 福吹扇
- 檜のたわし
2章 「ご縁があって」ここにあるもの
- 革のかばん
- お守りの写真
- 無邪く庵の装飾ガラス
- 木をくり抜いたテーブル
- かまどの神様
- 鄙舎のポスター
- 鍋帽子
- 浴室の薪ストーブ
3章 「もったいない」を宝ものに
- 古浴衣のふきん
- ガラ紡のジャケット
- 小学校の椅子/ギャッベの座布団
- ストーブの芯のランプシェイド
- 瓦の器
- 阿部家の食卓
- 藍の大福帳のかけ軸
- 【コラム】
暮らす宿 他郷阿部家へようこそ
「他郷阿部家」誕生物語
- バーとテーブル
- バーの戸棚
- かめを割った洗面台
- トイレの扉のアート
- パッチワークガラス
4章 「懐かしい」ものを今に生かす
- 豆炭あんかとカバー
- 火鉢と鉄びん
- 火消しつぼ
- 引き出しを脱衣かごに
- 耐火煉瓦のアプローチ
- 竹かご付き自転車
- 【コラム】大森の町と人と
5章 おちゃめなもの、美しいもの
- 小さな可愛い器たち
- 草のおひなさま
- “ゆる登美”
- 見守り鬼
- 山姥と仙人の家
- 大根の花器
- 加藤家の風呂タイル
- 薪のある美しい風景
6章 孫の世代まで伝えたい
- パッチワークのおくるみ
- 古い乳母車
- つぎはぎ障子/藍染和紙の障子
- おくどさんと羽釜
- 黒柿だんす
- 「心想事成」
おわりに