さわやかに老いる知恵

著者:新福尚武著
価格:1,000円+税
ISBN:978-4-8292-0120-6

長く、中高年向け雑誌「明日の友」顧問をつとめた新福尚武氏が、自身の老いを見つめ、よく老いたいと願う人々に贈る励ましの1冊。老年期に起こりやすい症状の実例とアドバイス。

 

著者紹介
1914年  鹿児島市生まれ、九州大学医学部卒業後、精神医学専攻。1956年  鳥取大学医学部教授、東京慈恵会医科大学教授を経て、1979年退職。
精神療法精神病理学会長、心身医学会長、アルコール医学会長、国際老年精神医学会名誉会長など歴任。

 

主な著書
『老いとは何かを伝えたい』(婦人之友社)、『新精神医学』(医学出版社)、『ミドルエイジ・シンドローム』(朝日出版社)、『人類とぼけ』(講談社)、編者『精神医学大事典』(講談社)、『老年精神医学』(中山書店)、ほか多数。

 

目次

序章
老いと心

 

年寄りの脳
脳のはたらき方
ものおぼえ
もの忘れ
生活とリズム
眠りと夢
食欲のしくみ
痛み

 

心の据え方
心の根
心の座り
心のエネルギー
心の崩れ方
心の明暗
心の切りかえ
前向きと後向き
倒れない独楽に

 

さまざまな心の姿
寂しさ
孤独
気力の低下
心のよどみ
いやな気分
根本的な安らぎ
心の若さ
心の栄養
心の満足

 

老いとのつき合い
老いの受けとり方
自主的に生きる
愛と甘え
老いの知恵
老いの明るさ
目覚めの寂しさ
老いの坂道
老いの映像
老いの明暗
老人の心訓

 

老いと心の病
眠られぬ悩み
不眠のいろいろ
気のふさぎ
老人のうつ病
ぼけの始まり

 

すべての人が迎える壁
死への歩み
死神との対話
死別のあと

 

すばらしい長寿
野上弥生子さんのこと

あとがき

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