明日の友
特集
脱ごちゃごちゃ生活 本と紙類 どう保存・いつ処分?
いつか整理しよう、目を通してから……と、たまってしまいがちな本や書類に写真。生活の中でどのように処分を決断したり、大事なものを生かしつつとっておくか?すっきり生活を実践した皆さんと、シニアの片づけを研究する橋本麻紀さんに伺いました。
自分も家族も楽になるしくみをつくりましょう アドバイス 橋本麻紀さん
・片づけを楽しむために したいこと、大事なことを整理して/新しい整理法にも挑戦を/処分は小さな単位で
・探し物をなくす工夫 備忘録を1冊つくりましょう/意外と便利な紙ばさみ/ラベルをつけましょう
橋本麻紀さん(シニアの片づけコンサルタント) |
私の片づけスタイル①
ざっくりなのにすっきりの秘訣は? 山田南海子さん
- 本、紙類は目的別に置き場所、入れ場所をつくる。
- 棚や箱の中はざっくり収納でよしとする。
- 不要になったものは、他へ回して活用してもらう。
写真:神ノ川智早
私の片づけスタイル②
感動を残しておきたくて 大島信子さん
- 読んだ本、観た映画はリストにして感動の記憶を残す。
- 図書館を活用。本は置き場所を決め、そこに収まる量に。
- アルバム写真はスマホで撮ってデジタル保存。
対談
心浮きたつ旅をしよう
村田喜代子 作家
渡辺憲司 自由学園最高学部長
小説の取材のために、学術調査に、旅の機会が多いお二人。
誰と一緒に、どこへ? 旅先での過ごし方は?
作家、学者ならではの着眼点の中から旅の魅力に迫ります。
健康特集
手首の骨折
西脇正夫 川崎市立川崎病院整形外科手肘外科センター長
高齢になると、足腰の筋力、身体のバランス力などが落ち、「転びやすい体」となります。
転倒が原因の骨折には、年代による特徴があり、80代以降では、背骨や大腿骨が多く、活動的な年代では手首が多くなります。
手術・リハビリでどの程度回復するか、お聞きしました。
家計
家計簿で年金生活をデザイン
「収入が一定の年金生活は、予算が立てやすい」と藤巻純子さん。
あなたは限られた収入をどう生かしますか?
目次
生活特集
006 | 脱ごちゃごちゃ生活 本と紙類どう保存・いつ処分? |
008 | 片づけレッスン 自分も家族も楽になるしくみをつくりましょう アドバイス 橋本麻紀さん〔シニアの片づけコンサルタント〕 |
012 | 私の片づけスタイル ざっくりなのにすっきりの秘訣は? 山田南海子さん |
018 | 感動を残しておきたくて 大島信子さん |
020 | 年賀状と書類の簡単デジタル化体験 |
022 | 本は捨てずに古本屋さんへ BOOKS 青いカバ |
017 | 読者のアンケートから 郵便物、紙袋、写真など |
025 | 本と雑誌、後悔せずに手放す方法 |
対談
026 | 心浮きたつ旅をしよう |
村田喜代子 作家 渡辺憲司 自由学園最高学部長 |
健康特集
075 | 手首の骨折 西脇正夫 川崎市立川崎病院整形外科手肘外科センター長 |
076 | 手首の骨折(橈骨遠位端骨折)とは |
078 | 治療 |
081 | リハビリ |
082 | 体験記(黒木英子) |
084 | 明日の友保健室 冬の感染症予防 白十字訪問看護ステーション |
家計
067 | 家計簿で年金生活を楽しくデザイン |
068 |
70代 夫婦で年金月26万円 友との時間とミニワーク 藤巻純子さん |
072 |
80代 賃貸住宅で1人の暮らし バリアフリーで快適なわが家 森口敬子さん |
003 | そらさんぽ 朝焼けの東京スカイツリー 加藤健志 |
038 |
旅・もの・出会い
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051 |
料理
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058 |
季節の常備菜と保存食
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036 | 手放せないもの 香りの遠い旅 熊井明子 |
046 |
今から見る夢
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060 | 少しの工夫ですてきな装い3 白髪への変化を楽しむ 手束繭美・苫米地真弥 |
086 | いつからでも遅くない I T スマートフォンの写真撮影とプリントアウト 奈良 巧 |
090 | 人生百年学のすすめ 金欠から貧血へ 84歳の建て替え引越し④ 樋口恵子 |
092 | 随筆 目標 森 武生 |
096 | 歌ってみたいシリーズ 天からの贈りもの 鈴木功男 |
098 | 毎日のヨガ 思わぬ骨折、そのあとに… セティ秀子 |
100 | 頭の体操をしましょう |
102 | 明日の友歌壇 松坂 弘選 |
104 | 明日の友俳壇 黒田杏子選 |
095 | 誌上ボランティアの送り先 |
106 | 中国の旅・報告 |
108 | バックナンバーのご案内 |
109 | 明日の友アンケート |
112 | 読者のたより |
115 | お知らせ・募金箱 |
116 | 編集後記・次号予告 |
地元の区民大学「幸齢社会の実現」で、登壇したIさん(82歳)が夢は「じば食堂」(子ども食堂のシニア版)を明日からでも始めたいと話されました。孤食は低栄養につながると次号特集の飯島勝矢医師。時代の要請を敏感にキャッチする元気長寿者の頼もしいこと。
アメリカの詩人サミュエル・ウルマンは「年を重ねただけでは人は老いない。理想を失ったときに初めて老いが来る」と語っています。新しい年を前に、来たる年もまた夢や理想のある生活をと、願います。
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今号のレシピ
【身近な材料でつくる フランスの家庭料理】
鶏肉のポトフ/オードブルいろいろ(生ハムと季節のフルーツ/胡瓜のマリネ)/チーズカナッペ3種/ニース風サラダ/根菜のラタトゥイユ/蟹とカリフラワーのグラタン
【季節の常備菜と保存食】
炒り豆腐/塩豚