明日の友
冬はおしゃれが特に楽しめる季節。マフラー、帽子、セーター、コート、靴などなど。自分の気に入った服を着ると、気持ちも明るくなります。表紙のふたりのように、おしゃれをして、ペットをつれて外へ出かけてみませんか。
生活特集
もっと気軽に 自分らしいおしゃれ
服はたくさんあるけれど、どこか今の気分にそぐわない――。そんなお悩みを解決する知恵を集めました。
一人ひとりに、スタイルがある
もっとも自分らしい服装でとお願いして集まった4人は、仕事や生活の積み重ねで築いた日常着を確立していますが、どこか物足りなさも。そんな4人の悩みを無印良品のスタイリングアドバイザーが聞き、それぞれの思いに合わせた服装の提案。新しい風をとり入れて、自分らしさを更新しました。
私のよそおい
- お気に入りは ちょっと直しでいつまでも
髙野耀子さん(ピアニスト・86歳)
自作やリメイクを楽しみながら、気に入ったものを大事に使い続けている気持ちがおしゃれのコツ - 僕は、浮気はしません
本城和治さん(音楽プロデューサー・78歳)気に入ったブランドはそこで買い続ける。仲良くなった店員さんとのやりとりから生まれる気づきが、また新しいスタイルになります。 - おしゃれは元気の基本!
服部満生子(「みんなの保健室陽だまり」代表・73歳)
大病を経験し、これまでの服は似合わないとリサイクルへ。専門家のアドバイスを受け、新しい自分を発見。「年齢や固定観念にとらわれず、着たいものを着よう」その気持ちが大切です。
旅・もの・出会い
地球満喫! 歩いて巡る熱海
「温泉地」「保養地」などといったイメージのある熱海。しかし、今とても“熱い”場所なのです。2018年4月、伊豆半島はユネスコ世界ジオパーク(地球を学び、楽しめる場所)に認定。伊豆半島の玄関口、太古から親しまれた古くて新しい街を巡ってみませんか。
対談
共に生きて
さまざまな事情をかかえた女性のための、全国で唯一の婦人保護長期入所施設「かにた婦人の村」の名誉村長として入所者とともに暮らす天羽道子さん。
「死を迎える準備ばかりするのではなく、たった1回しかない命をどうやって自分らしく生きるかに向き合いたい」と話す花の谷クリニックの伊藤真美さん。
背負わされた人生の重みにもがき、光を見出そうとする人、限られた時間を自分らしく生きようとする人……。そんな人たちに寄り添ってこられたおふたりの言葉から、人の生きる本質が見えてきます。
健康特集
認知症と間違えやすい高齢者のてんかん
茂木太一(防衛医科大学校病院精神科医師)
渡辺雅子(新宿神経クリニック院長)
国内の患者数は100万人と言われるてんかん。
初めての発作を起こす人の割合が、70代から急激に増えることはあまり知られていません。
「突然倒れてけいれんを起こす」といった一般的なイメージとは違う高齢発症のてんかん。その特徴と対処、治療法は?
目次
生活特集
もっと気軽に 自分らしいおしゃれ
008 | 手持ちの服に新しい風を |
010 | 一人ひとりに、スタイルがあります |
011 | お悩みは何でしょう? |
012 | 洗練は着こなし次第 |
014 | ふたりならではの雰囲気を |
016 | いつもは着ない色が新鮮 |
019 | 私らしさを見つけに 無印良品で相談 |
私のよそおい
020 | チョット直しでいつまでも! 髙野耀子さん |
023 | 僕は、浮気はしません 本城和治さん |
025 | おしゃれは元気の基本! 服部満生子さん |
対談
040 | 共に生きて |
天羽道子(かにた婦人の村名誉村長) 伊藤真美(花の谷クリニック院長) |
健康特集
067 | 認知症と間違えやすい 高齢者のてんかん 茂木太一(防衛医科大学校病院精神科医師) 渡辺雅子(新宿神経クリニック院長) |
068 | てんかんとは |
069 | 増えている高齢者のてんかん |
070 | ビデオと脳波で診断 |
071 | こんな症状に要注意 |
072 | 薬と生活の注意 |
074 | 発作に備えて |
075 | 体験記 68歳で診断 |
076 | パープルデーについて |
077 | あすのとも談話室 料理や運転はいつまで続けられるでしょうか? 數井裕光 |
028 | 旅・もの・出会い 地球満喫! 歩いて巡る熱海 石川 彰 ─静岡県熱海市 |
046 | フォトエッセイ 手放せないもの 猫もわれらも 井坂洋子 |
048 | 今から見る夢 高橋幸子さん「はなかみ通信」発行人 |
053 | 料理 手早くととのう 毎日のおかず 島田秀子 |
006 | しぜんの仲間たち タンチョウ 小原 玲 |
080 | 家計簿と共に 年金生活をパンクさせない家計と家事のコツ 青木菊江さん |
062 | つくる かぎ針で編むあったかくまさん かわはたちえこ |
086 | 快適生活を支えるグッズ3 何を入れても便利 ファイルボックス 橋本麻紀 |
090 | 人生百年学のすすめ 老いて歩けば③ 安心パンツ 樋口恵子 |
092 | こんな本をひらいた 初めての始まり 村田喜代子 |
092 | 随筆 障害 森 武生 |
098 | あの歌をプレイバック! 銀色の道 本城和治 |
100 | 毎日のヨガ 着ることを楽しむために セティ秀子 |
102 | 頭の体操をしましょう |
104 | 明日の友歌壇 松阪 弘選 |
106 | 明日の友俳壇 黒田杏子選 |
108 | バックナンバーのご案内 |
109 | 明日の友アンケート |
111 | 読者のたより |
097 | お知らせ・募金箱 |
114 | 編集後記・次号予告 |
044 | 新刊出版記念講演会のお知らせ |
対談後、「会堂へご案内したい」と急な坂道を先頭に立って歩く天羽さん。健脚ぶりに「お元気ですね!」と微笑む伊藤さん。36ページの写真はその時に撮ったもの。礼拝堂からパイプオルガンの演奏が流れていました。
生と死に寄り添って生きることの本質を語ってくださったお二人。皆様のクリスマス、年末年始に、家族や親しい人との心の交流が豊かであることを祈ります。
■明日の友編集部へのメッセージは asunotomo@fujinnotomo.co.jp へお送りください
【手早くととのう毎日のおかず】
栗と手羽先の煮物/柿とりんごのサラダ/切り干し大根のマリネ/ブロッコリーの白和え/鮭のとろろ蒸し/ほうれん草のキッシュ風/豆苗のオイスター炒め/治部煮風