明日の友
生活特集
もう悩まない。自分らしいグレイッシュヘア
白髪染めをやめたい。でも老けそう……きれいな白髪になるまでが大変そう……大人の髪悩みを解消し、自分らしく、清潔感ある美しさを育むには?なりたい自分になる秘訣をお伝えします。
51歳から87歳、白髪悩みのホンネ
10月の『明日の友』セミナー。「すてきに楽しく 自分らしいグレイヘア」は、大勢の参加者の熱気に包まれました。読者のお悩みに、第一人者が答えました。
■講師手束繭美さん(タンガニーラ オリーブ マネジャー)
■苫米地真弥さん(タンガニーラ 店長)
- 悩みを強みに グレイッシュヘアすこやかな髪を育てる
- きれいな白髪のための3か条
1.カットのデザイン 2.負担の少ないカラー 3.毎日のホームケア
タンガニーラ オリーブ 18年前からグレイッシュヘアを提案。白髪悩みの救世主として顧客の信頼を集める。 東京都世田谷区玉川3-10-10フェリトイア3F TEL:03-5717-3610 http://www.tanganilla.jp/ |
自分らしさを見つけた人
2年前、黒く染めていた髪から、グレイッシュヘアに。悩みの白髪が人生を楽しくしてくれるとは思いもしませんでした。若松雅子さん(71歳)
髪色 わたしの選択
たどりついた“白”! 野田ユカさん(ピアニスト・57歳) | アップが映える明るさに 井髙ゆき子さん(70歳) |
座談会
超長寿時代、「ヨタヘロ期」がやってくる
樋口恵子さんの連載「人生百年学のすすめ」をまとめた『老〜い、どん!あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる』がいよいよ出版になります。長寿社会の研究と変革に長く携わるお三方が揃い、健康寿命と平均寿命の間にある困難な時期=「ヨタヨタ・ヘロヘロ期」への心構えや、社会に求められること等を熱く語り合っていただきました。
樋口恵子(評論家)
1932年東京生まれ。東京大学文学部卒業。40代から女性問題、福祉、教育などの分野で評論家として活躍。東京家政大学教授、厚労省社会保障審議会委員などを歴任。現男女共同参画推進連携会議メンバー。NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長。東京家政大学名誉教授、同大学女性未来研究所所長。婦人之友社のシニア誌『明日の友』にて「人生100年学のすすめ」好評連載中。
春日キスヨ(社会学・福祉学)
1943年熊本県生まれ。九州大学大学院教育学博士課程中途退学。元松山大学人文学部社会学科教授。専門は社会学・福祉学。不登校、ひきこもり、障害者・高齢者介護などについて、現場の支援者と協働し、研究を続ける。著書に『変わる家族と介護』『百まで生きる覚悟 超長寿時代の「身じまい」の作法 』など多数。
上野千鶴子(女性学)
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。2011年まで東京大学大学院人文社会系研究科教授。現名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。専門の女性学、ジェンダーに加え、高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。著書に 『おひとりさまの最期』『上野千鶴子のサバイバル語録』 など多数。
健康特集
「誤嚥性肺炎」生活の中の予防とケア
高齢化が進む日本で、今増えている病気のひとつに「誤嚥性肺炎」があります。重症化したり、繰り返したりすると、命にもかかわる病気ですから、発症する前に予防を心がけると共に、飲み込む機能が低下したときの対処方法なども知っておきましょう。
今永光彦●独立行政法人国立病院機構 東埼玉病院 内科・総合診療科医長 順天堂大学医学部卒業。国立病院機構東京医療センター総合診療科、桜川市大和クリニックでの勤務を経て、2013年より現職。地域の医療機関と連携し、在宅診療・訪問診療にも対応している。医学博士。 |
浅子久美子●独立行政法人国立病院機構 東埼玉病院 副看護師長 上尾医師会上尾看護専門学校卒業。2007年より現職。2015年より摂食、嚥下障害看護認定看護師として、院内外で活動する。 |
- 嚥下のメカニズム
- さまざまな危険因子
- 診断と治療
- 予防とケア・唾液腺マッサージ
- 運動と体操
目次
生活特集
008 | もう悩まない。 自分らしい グレイッシュヘア |
010 | 51歳から87歳、白髪悩みのホンネ |
011 | 悩みを強みに グレイッシュヘアで髪を育てる |
012 | きれいな白髪のための3か条 手束繭美、苫米地真弥(タンガニーラ) |
014 | 自分らしさを見つけた人 若松雅子さん |
016 | ヘアスタイル見本帖 |
021 | 役立つオーダーシート |
023 | 髪色 わたしの選択 野田ユカさん |
026 | 髪色 わたしの選択 井髙ゆき子さん |
座談会
036 | 超長寿時代、「ヨタヘロ期」がやってくる 樋口恵子(評論家) 春日キスヨ(社会学・福祉学) 上野千鶴子(女性学) |
健康特集
067 | 「誤嚥性肺炎」生活の中の予防とケア 今永光彦 独立行政法人国立病院機構 東埼玉病院 内科・総合診療科医長 浅子久美子 独立行政法人国立病院機構 東埼玉病院 副看護師長 |
070 | 嚥下のメカニズム |
071 | さまざまな危険因子 |
072 | 診断と治療 |
074 | 予防とケア・唾液腺マッサージ |
076 | 運動と体操 |
028 | 旅・もの・出会い 巡礼の道を歩く 佐藤徹也 ―サンティアゴ・デ・コンポステーラ |
046 |
今から見る夢 |
057 | 料理 あきのこない冬野菜のレシピ 大塚公子 |
080 | 家計 続・年金生活いくらで暮らす? |
081 | 2人で完歩 東海道五十三次 大石恵美子 |
084 | 家計簿4年目 予算で楽しく 岡邉靜子 |
086 |
快適生活を支えるグッズ(5) |
078 | よろず相談室 一人暮らしのご近所さんが認知症に 池田敏史子 |
006 | しぜんの仲間たち(11) エゾモモンガ 小原 玲 |
052 | アート 変身しようそうしよう(5) 病の思想 成相 肇 |
055 065 |
四コマ漫画(5) |
090 | Dr.イワタの老い研究(5) 忘却の「善玉」と「悪玉」 岩田 誠 |
092 | 記憶の小舟(5) 生きものの町 井坂洋子 |
094 |
こんな本をひらいた(16) |
096 | あの歌をプレイバック!(11) ホワイトクリスマス 本城和治 |
098 |
毎日のヨガ(35) |
100 | 頭の体操をしましょう |
102 | 明日の友歌壇 松坂 弘選 |
104 | 明日の友俳壇 黒田杏子選 |
106 | バックナンバーのご案内 |
107 | 明日の友アンケート |
109 | 読者のたより |
113 | お知らせ・募金箱 |
114 | 編集後記・次号予告 |
066 | 新刊のお知らせ「老~い、どん!」 |
台風15号に続き10月、東日本に甚大な被害をもたらした19号と21号。農業、漁業への被害も深刻。まだ2700人以上が避難生活を続けています(11月14日)。埼玉県の読者は入居していた介護施設が川の氾濫で浸水。慣れない避難先で骨折し、入院と伺いました。「本当に大変だろうと心が痛みます」と東広島市の読者Fさん(74歳)。昨年7月、西日本豪雨災害の土石流で自宅を失い、避難所生活3週間後、仮住まいを経て今年9月にようやく新しい家に。「酷暑の中、多くのボランティアに支えられた。でも今回は広範囲で人手が足りないのですね。寒さに向かい、これからどうされるのかと……」と、深い同情が電話口から伝わります。皆様の健康を案じております。
■明日の友編集部へのメッセージは asunotomo@fujinnotomo.co.jp へお送りください
あきのこない冬野菜ののレシピ 大塚公子
白菜、大根、南瓜…。おいしいけれど、気づけばマンネリになっていませんか?冬野菜を食べつくす、手軽なレシピをご紹介します。
鶏団子入り南瓜の茶巾/白菜とホタテのクリームスープ/手羽先と大根の黒酢うま煮
箸休め4つ 大根のゆかり和え/焼き油揚げのおろし和え/白菜のヨーグルト浅漬け/南瓜の胡麻酢きんぴら
白菜と豚肉の酒粕バター煮/南瓜の酒粕味噌グラタン/南瓜とりんごのケーキ風
新聞掲載
東奥日報 2019年12月6日金曜日