別冊
別冊 明日の友
今をイキイキと生きるための
“終の備え”は、何のためにするのでしょう?
「子どもに迷惑をかけたくない」「元気なうちに断捨離を!」
健康、相続、お墓のこと……心配のタネはつきません。
“終活ブーム”と知ってはいても、「いざという時のこと」は後まわしに。
その結果、終末期医療の決断で家族の間に溝ができたり、相続できょうだいの仲がギクシャクしてしまうのは悲しいものです。
シニア世代もまわりの人も、これからどう生きたいか、どんな関係でいたいか、まずは話してみることが大切です。
ぜひこの1冊を、親子や夫婦、親しい人と「心地いい生き方」を考える会話のキッカケにしてください。
*別冊は送料込み価格です。他の商品を同じカートに入れると送料は加算されます。
備えは何のために
元気なうちにぜひしておきたいことランキング10
終の備えで“見えない不安”を軽くする
まずは“自分はどうしたいか”を明らかにすることから
“体力・判断力低下”の不安を減らすために、今からできること
自分の意思を伝えるためのモノや制度、サービスを知っておく
知っておきたいお葬式のこと
社会の変化やコロナ禍で、多様化するお葬式の形。「ああすればよかった……」をなくすために、身近な人と一緒に考えてみませんか。
身近な人が亡くなった後の手続き・届出
葬儀の後、速やかに手をつけるべき手続きや届出。どんな事柄があるのかを知っておくことが、イザという時の助けになります。
“争族”にしない、遺言と相続
遺言があれば、手続きの負担は軽くなります。故人の想いや考えが伝わることで、トラブルを防ぐこともできます。
あなたのお墓どうしますか?
お墓を身近に感じる人も、そうではない人もいるでしょう。「自分はどうしたいか」を考えるために、まずは気持ちの整理をすることから。
目次
今をイキイキと生きるための
備えは何のために
010 | 元気なうちにしておきたい10のこと |
012 | 終の備えで“見えない不安”を軽くする 小谷みどり |
020 | 今の安心のためにやっています! |
022 | 実例① 最期の意思を明確に あびこシングル夕食の会 |
027 | お葬式 |
030 | 考えてみたことありますか?「お葬式」のこと |
032 | 「危篤から追悼まで」 |
034 | 知っておきたいこと |
036 | 家族葬はなぜ増えた? |
038 | 実例② 母の葬儀を終えて |
039 | 手続き・届出 |
042 | 死後の手続きの流れ |
044 | 必要書類の一覧表 |
048 | 国民健康保険・介護保険 |
050 | 公的年金・遺族年金 |
054 | 運転免許証などの返却 |
056 | 故人の確定申告 |
058 | 見落としがちな引き落とし ほか |
062 | 実例③ 遠距離で「死後・相続の手続き」を |
065 | 遺言と相続 |
068 | もめごとが減る 遺言のすすめ 常川知久 |
070 | 「財産」の棚卸しをしてみましょう |
072 | 遺言を作成するには |
074 | 遺すなら「公正証書遺言」 |
075 | 「家族信託」でできること |
076 | 遺言がない時 |
078 | おひとりさまの相続/配偶者居住権 ほか |
080 | 相続税がかかるのは11人に1人 渡部仁子 |
082 | 実例④ 大変だった叔父と父の相続手続き |
084 | 実例⑤ 遺言を書きました |
085 | お墓 |
088 | フローチャートで課題整理&気持ちの確認 |
090 | 「誰と入る?」「どんな供養を?」 |
092 | 大橋理宏さん(大橋石材店)に聞く お墓Q&Aほか |
098 | 編集後記・次号『別冊 婦人之友』予告 |
編集後記
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80代で認知症の母と、介護する父を訪れる際、今回のテーマが常に頭の片隅に。親も子も「お互い様」の気持ちで、笑顔が増えるように支え合いたい。そこには「今を心地よく過ごすためのケア」と、「未来に向けた備え」の両方が不可欠なのだろう。
■別冊編集部へのメッセージは be@fujinnotomo.co.jp へお送りください。
読者アンケートはがきより
- 今年の私の一番やりたい終活を教えてくれると待ってました。期待通りでした。明日の友グループ(広島友の会)の皆で話し合い勉強し合って最後をきちんとして安心して天国へ行きたいです。ありがとうございました。お友だちにも薦めたいです。一家に一冊の常備にしたい本だと思います。娘、息子たちにも読んでもらいます。(YKさん 広島県 80代)
- 高齢になり必要だと思い購入しました。年を重ねて、イキイキ暮らしている人の特集が励みになります。(MKさん 熊本県 70代)
- 教科書のような1冊です。マンガもわかりやすく「そうそう、こういうことあるある。」とうなずくことばかりでした。お墓のこと、お葬式のことなどは、生存している親に聞きづらいところもあります。私たち子世代も、自分たちもどうしたいかをいっしょに考える機会になりました。(UAさん 千葉県 50代)