婦人之友
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■2017年5月号 編集後記
生活特集
忙しくても たっぷり野菜!“ひとつ鍋”の満足レシピ
肉も野菜もとれる主菜が、ひとつのフライパンですぐにできたら嬉しいものです。今まで、何気なくつくっていた“ひとつ鍋”調理の腕を、もう少し上げてみませんか。私たちの生活と食卓が、もっと豊かになるはずです。
鶏肉と春野菜の蒸し煮 ふっくらした鶏肉と春野菜の甘みを味わうシンプルな味つけ。
<上田さんのひとつ鍋ルール>下味はおいしさの土台。仕上げの味つけは自由に 上田淳子さん(料理研究家) 調理学校卒業後、スイス、フランスのレストランで修業。家庭料理を大切に、双子の子どもたちの子育てを通して生み出した、つくりやすいレシピを伝える。自宅でひらく料理とお菓子の教室も好評。 |
豚肉のハーブピケ、トマト煮こみ かたまり肉は万能!ごはんが炊ける間に煮ても、時間のあるときに、つくりおいても。
<本谷さんのひとつ鍋ルール>肉(魚)と野菜は1:2 本谷惠津子さん(料理研究家) 家庭料理やイタリア料理と共に、フリージングやまとめづくりなどの知恵や工夫も魅力。 |
鯖の竜田揚げ風と根菜の炒め煮 “ひとつ鍋”で焼きものと煮つけ。
<安齋さんのひとつ鍋ルール>調理の急所をおさえる 安齋昭子さん 東京第一友の会会員。家庭の味の大切さ、手早く食卓を整えるワザを、子育て中のお母さんたちに伝えている。 |
座談会
カラスの言い分を聞いてみよう
佐伯彰光(日本野鳥の会会員)/青木奈緖(作家)/杉田昭栄(宇都宮大学教授)
さわやかな季節、外に出て、空を見上げてみませんか。何かと嫌われがちなカラスを入り口に、愛らしい鳥の世界を拝見。
シリーズ 思春期まっただなか
<学校訪問>動物園?植物園? いいえ学校です。
東京都立園芸高等学校(世田谷区)。東京ドーム2.3個分という広大な敷地に、和・洋の庭園、畑、果樹などの圃場を持つキャンパス。アットホームな雰囲気の中に、本物の教材を通した真剣な学びがあります。
目次
忙しくても たっぷり野菜!
“ひとつ鍋”の満足レシピ
014 | 手早いひとつ鍋 おいしく、あっという間につくるコツ |
016 | 鍋まかせのボリュームおかず 上田淳子 |
024 | ふだんの食材で、すぐにごちそう ― 食卓は工夫がいっぱい 本谷惠津子 |
030 | 主菜、副菜を同時に仕上げる ― 少人数調理のワザ 安齋昭子 |
036 |
これはまかせて! 今夜はふたりで夕食づくり 長野家の姉妹 |
038 | 塩田ノアさんの手しごとのある暮らし5 気負わないテーブルクロス |
040 | エッセイ スキマの風景5 こころの舌打ち 平松洋子 |
090 | 座談会 カラスの言い分を聞いてみよう |
杉田昭栄/佐伯彰光/青木奈緖 |
シリーズ
思春期まっただなか
100 | 〈学校訪問〉 動物園? 植物園? いいえ学校です。東京都立園芸高等学校(世田谷区) |
106 | 悩み相談 「進学したいけれど……」(高3・男子) 回答・湯浅 誠 |
108 | 中高生の生活ノート ボタンをつけよう |
088 | 羽仁もと子著作集 花三日 |
136 | 今日のいのり 永遠の命とは 小野有五 |
115 | 視角 沖縄・抵抗の現場から 山城博治さんの釈放に思う 佐藤直子 |
128 | 未来の余白から 「そこにいるのかい?」 最上敏樹 |
010 | わたしの・すきな・もの 羽化 福岡伸一 |
087 120 |
凛と生きる 石内 都さん(写真家) 未来への光 |
<暮らし>
042 | 読者を訪ねて もうしばらく母と共に 田添眞理子さん(さいたま市) |
053 |
気軽にできる今日のお菓子 トスカ 高橋武尊 |
110 | 海と人と食べものの関係 ―「三陸」の恵み 片山知史 |
057 | ちょっとひとつみハーブとなっぱ バジル、ミニトマト 庄野幸子 |
064 |
季節の家事 棚の奥まで風をとおす |
068 | 健康往来 気になる突発性難聴 梶尾明憲 |
074 | 家計ルーム ほぼ1年で家計の道すじがつきました |
083 | 絵本 ねこの こふじさん 文・山本和子 絵・石川えりこ |
<読み物>
134 | こころの深呼吸 「ふと」は、あなたへのメッセージ 海原純子 |
140 | Book 「きちんと」思想からの脱却 寺尾紗穂 |
142 | cinema-女と男 あらまほしきものは…… 松本侑壬子 |
<口絵>
007 | まるいもの ぱくぱく 中村征夫 |
008 | 遊べやすずめ ブラジル 岡本 央 |
050 | 新刊『三陸わかめと昆布』読者の声 |
080 | 家計簿をつけ通す同盟 教養費 娯楽費 |
144 | 生活歌集 小島ゆかり |
148 | 生活句集 山西雅子 |
154 | 自由学園だより 高橋和也 |
156 | 友の会ニュース 全国農村愛土研究会 |
158 | f-tomoひろば |
162 | バックナンバー |
163 | 6月号予告 |
164 | 編集室日記 |
花冷えの季節から、さわやかな新緑の時へ。
今号では鳥の世界に心をはせる座談会、三陸の海と恵みのお話に、大自然の一部である人の営みについて、多くを教えられます。
内外の社会、政治の動きには、なかなか明るさが見えませんが、それらも私たちの生活の地続きです。5月3日は日本国憲法施行から70年。5月15日は沖縄の本土復帰から45年。私たちはどんな社会や国をつくろうとしているのか考える時を、どうぞ「視角」や「凛と生きる」と共に。
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今月号のレシピ
【特集 “ひとつ鍋”の満足レシピ】
八宝菜風中華うま煮/野菜たっぷりチキンカレー/鶏肉と春野菜の蒸し煮/豚肉のハーブピケ、トマト煮こみ/かじきのムニエル、ごはんと野菜添え/鯖の竜田揚げ風と根菜の炒め煮/豚肉の味噌漬けと野菜の蒸し焼き/野菜のまるごと煮と展開レシピ(野菜のまるごと煮/即席チャウダー/焼きコロッケ/揚げない酢豚/かぼちゃのサラダ/もちもち野菜団子)
【気軽にできる今日のお菓子】
トスカ
【ちょっとひとつみハーブとなっぱ】
バジルペースト/ミニトマトとアボカドのサラダ/鶏肉のクリーム焼き・バジルとタイム