婦人之友
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■2017年7月号 編集後記
生活特集
“こうなりたい”をかなえる 家事上手の段どり
忙しくても家事に追われるのでなく、ゆとりを持って暮らす方々にお話をうかがうと、共通するのは「こんな暮らしがしたい」という、気持ちがあること。「こうなりたい」をかなえるために、毎日の家事は、少し先を見て、段どりよく進めています。
おおらか母さん ”一歩先”の家事リズム 後藤由紀子さん(沼津市・雑貨屋hal店主)
後藤由紀子さんは、大学生2人の母として、雑貨屋「hal」の店主として、フル回転の毎日。大切にしているのは、日々を“きちんと”暮らす段どりです。
- 食…楽しく、無理なく続く「一歩リード」の台所仕事
- そうじ…ほっと落ち着く住まいに「これだけは!」朝晩の床そうじ
- 家族のために…「家族も私も元気が一番」と願う気持ちで
- 自分の時間…新たな“インプット”が原動力に
忙しくても欠かさない家事の段どり、教えてください
舘野鏡子さん/高尾宏子さん/髙野友子さん
あなたの“家事渋滞”解消のヒント 西成活裕(東京大学先端科学技術研究センター教授)
車の流れだけでなく、家事の流れにも渋滞が発生します。その原因は様々ですが、面倒でやる気が出ないとか、誘惑に弱くて集中できない、あるいは…
座談会
現在片づけ考 アンチミニマリスト宣言も!?
田中恒子(住居学者)/稲垣えみ子(元新聞記者)/上野宗則(ゆっくり小学校ようむ員)
“片づけ”がブームのようになっている昨今。私たちはどのように、ものと暮らしていけばよいのでしょう。整理整頓の目的は?そしてその先は?
シリーズ 思春期まっただなか
みずからする気持ちが育つには
子どものやる気のない姿をみると、不安を感じるのが親心。そんなときには、どんな言葉をかければよいのでしょう。学校や地域で子どもに向き合うおふたりに聞きました。
目次
“こうなりたい”をかなえる 家事上手の段どり
014 | おおらか母さん ”一歩先”の家事リズム 後藤由紀子さん |
忙しくても欠かさない家事の段どり、教えてください
024 | ゆとりが生まれる 朝、90分のゴールデンタイム 舘野鏡子さん |
026 | シンプルだから集中できます 高尾宏子さん |
028 | 気持ちのよい1日は“寝る前の家”から 髙野友子さん |
030 | あなたの“家事渋滞”解消のヒント 西成活裕 |
032 |
これはまかせて! 姉妹3人でサラダづくり 鈴木家 |
034 | 塩田ノアさんの手しごとのある暮らし 7 お気にいりのほうきと雑巾 |
036 | エッセイ スキマの風景 7 旅の癖 平松洋子 |
座談会
092 | アンチミニマリスト宣言も!? 現代片づけ考 田中恒子/稲垣えみ子/上野宗則 |
シリーズ 思春期まっただなか
102 | みずからする気持ちが育つには 更科幸一(自由学園男子部長)/朝山あつこ(NPOキーパーソン21) |
108 | 悩み相談「家族ってなんなのでしょう」(高2・女子) 回答者・湯浅 誠 |
110 | 中高生の生活ノート 具だくさんの“みそスープ” |
090 | 羽仁もと子著作集 汝は幸いである 汝は自由である |
132 | 今日のいのり 「神の国へのサウダージ」 松本敏之 |
119 | 視角 暮らしを変えた宅配便 「便利」なサービスと持続可能性 中村秀明 |
124 | 未来の余白から ひたむき 最上敏樹 |
010 | わたしの・すきな・もの ルーベン 福岡伸一 |
<暮らし>
038 |
読者を訪ねて 6 「やってみよう」の勇気を持って 竹内亜紀さん(相模原市) |
052 |
料理 夏に人気の麺とおかず 石原洋子 |
059 | 気軽にできる今日のお菓子 ミルクジャムのゼリー 大泉恵子 |
046 | ちょっとひとつみハーブとなっぱ オレガノ 庄野幸子 |
064 | 季節の家事 甘酒で夏を元気に 河合真理 |
068 | 家計ルーム 私が家計簿を続けられる理由 |
076 | 健康往来 “胃”が痛い? 山本夏代 |
088 112 |
洋裁 『子供之友』からとびだしたワンピース 斉藤直子 |
<読み物>
130 | こころの深呼吸 「やらなくちゃ」を楽しく 海原純子 |
083 | 現地レポート ボローニャの児童書フェアを訪ねて 齋藤名穂 |
136 | Book 生き延びるための<脱出> 辻山良雄 |
138 | Cinema―女と男 恍惚と情熱の底には 松本侑壬子 |
<口絵>
007 | まるいもの ごろごろ 福元 修 |
008 | 遊べやすずめ アメリカ 岡本 央 |
074 | 家計簿をつけ通す同盟 保健・衛生費 |
140 | 生活歌集 小島ゆかり |
144 | 生活句集 山西雅子 |
148 | 自由学園だより 高橋和也 |
150 | 全国友の会大会報告 |
154 | 十三浜わかめクラブ通信 |
157 | f-tomoひろば |
160 | バックナンバー |
161 | 8月号予告 |
162 | 編集室日記 |
湿度の高い梅雨の季節は、疲れを感じやすい時。さっぱりとした麺や、手づくりの甘酒で元気を補えたら。胃のあたりの不調には、健康往来の記事もお役立てください。
毎月読者の皆さんから反響の大きい、最上敏樹さんの「未来の余白から」。今号の「自慢もせず押しつけもしないが、信念は揺らがない―そんな、かたち」の余韻が響きます。次号は対談にお迎えし、平和をつくり出すために必要なことを、この6月に100歳になられる思想史研究者の武田清子さんとお話しいただきます。
座談会の片づけ考が、ひとりひとりの、シンプルで美しい生活につながりますように。
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今月号のレシピ
【今月のおかず 夏に人気の麺とおかず】
めかぶのぶっかけうどん/トマト冷麺/茄子とメカジキのはさみ揚げ/牛肉のしそ巻き、わさび風味/冷やしおでん
【気軽にできる今日のお菓子】
ミルクジャムのゼリー
【季節の家事 甘酒で夏を元気に】
甘酒/甘酒を使った3品(緑野菜のスムージー/カプチーノ風/蒸し鶏のサラダ)
【ちょっとひとつみハーブとなっぱ】
ラタトゥィユ
【中高生の生活ノート】
具だくさんの“みそスープ”