婦人之友
←2018年5月号 2018年7月号→
■2018年6月号 編集後記
対談
未来からの視点 音楽とジャーナリズムにできること
坂本龍一(音楽家)/ 国谷裕子(キャスター)
現代の社会に広がる不寛容の風潮に 風穴をあけるのは、少し先に、こうあったらいいねという 未来からのプロジェクション(投射)です。
●「坂本龍一氏×国谷裕子氏 対談」で『婦人之友』6月号が紹介されました⇒
特集
\じめじめさようなら/
今年は、梅雨を楽しみます!
雨がつづくと、外出もおっくうで、つい気持ちまで沈みがち。でも、お気にいりのレインウェアを着て出かければ、しぜんと心がはずんできます。ちょっとした工夫で室内も快適に。この季節を楽しむヒントです。
雨の外出を心かるくレイングッズの選び方と手入れ
お気にいりの傘や、着心地のよいレインウェアは、雨の日に彩りと快適さを添えてくれます。選ぶのも使うのも楽しくなる知恵を「アンブレラ・マスター」の片山浩江さんにうかがいました。
片山さんは、実家の神奈川・平塚の傘専門店「こばり」を営み、傘の修理も。「傘にまつわる思い出がある人も多いのでは。ぜひ、大切にしてください」 |
古都と梅雨とアジサイ散歩 原田 寛(写真家)
おすすめの梅雨歩きスポット
鎌倉 明月院/長谷寺 京都 三室戸寺/岩船寺 奈良 明日香村、細川のアジサイ/長弓寺/矢田寺
快適な部屋のつくり方 北原博幸(室内環境研究者)
じめじめする季節でも、部屋の中では、気持ちよく過ごしたい――。エアコンを上手に使って、快適な空間にするためのコツをご紹介します。
湿気対策で衣類や靴を「気持ちよく」
小さな工夫でのりきる梅雨時期の洗濯 柴谷徳子
革靴、いざというとき困らない保管術 明石 優(靴磨き職人)
シリーズ バリアのない社会へ
アートが開く心の扉 アトリエ・コーナス(大阪・知的障害者の通所生活介護施設)
アート活動を通して障害のあるメンバーが自由に自己表現し、地域の人々と自然につながる場所、大阪市阿倍野区のアトリエ・コーナスを訪ねました。
4月にオープンの「f-tomo カフェ」。本誌執筆陣に月がわりでお越しいただき、皆さまと自由に語り合っていただく場です。筆者の方のご専門を入り口に「心地よい暮らしとは」「生きる力とは?」「社会をよくするには……」など、月に一度平日の夜、ご一緒に心豊かなひとときをもちませんか。(筆者トーク60 分、オープントーク30分)
そして、より広く深く『婦人之友』に親しんでいただけますように。
第3回:6月6日(水)18:30~20:00
海原純子さん(心療内科医)と語る
“こころの深呼吸” しませんか?
家庭で、職場で、心のモヤモヤやストレスと上手に関わるには――
目次
■特集
\じめじめさようなら/
今年は、梅雨を楽しみます!
026 | 雨の外出を心かるくレイングッズの選び方と手入れ 片山浩江 ほか |
036 | 古都と梅雨とアジサイ散歩 原田 寛 |
041 | 快適な部屋のつくり方 北原博幸 |
048 |
湿気対策で衣類や靴を「気持ちよく」 柴谷徳子/ 明石 優
|
054 | 色あざやかなしそジュース |
056 | 50代からの身軽な暮らし6 パターンのある自由 井田典子 |
058 | エッセイスキマの風景18 猫の不在 平松洋子 |
■対談
012 | 未来からの視点 音楽とジャーナリズムにできること |
坂本龍一/国谷裕子 |
078 |
羽仁もと子著作集 競争か協力か 著作集『自由・協力・愛』より抜粋 |
120 | 今日のいのり 生徒に自分を重ねながら 久米 敦 |
112 | 未来の余白から 行進する人々 最上敏樹 |
108 | 視角 民法改正・18歳を成人へ 中村秀明 |
010 | わたしの・すきな・もの 虫の脚のスケッチ画 福岡伸一 |
106 | 思春期の悩み相談 「お母さんに、ほめてほしい」(小6・女子)回答者・あさのあつこ |
■シリーズ バリアのない社会へ
080 | アートが開く心の扉 大阪・アトリエコーナス |
■暮らし
060 |
料理 初夏が出合う食卓 成瀬すみれ |
067 | 気軽にできる今日のお菓子 韓国のお餅 モドゥベギ キム・スジン |
092 |
家計ルーム “なんとなく赤字”を解消 |
100 |
健康往来 手足の関節が痛い 伊藤晴夫 |
■読み物
071 | 絵本 あのね6 こんなこんやの こんばんわ ごとうみづき |
076 | 今日、なに着ていこう 年齢を着る ひびのこづえ |
118 | こころの深呼吸 沈黙のひととき 海原純子 |
128 | 小説 ひと箱のライフ 楊 逸 |
124 | Book 「食べる」ってなんだろう 鈴木 潤 |
126 | cinema-女と男 ゆくりなく、愛は巡りて 松本侑壬子 |
■口絵
007 | 時空しまめぐり 小島(北海道) 加藤庸二 |
098 | 家計簿をつけ通す同盟 交際費 |
136 | 生活歌集 選・小島ゆかり |
140 | 生活句集 選・山西雅子 |
144 | 自由学園だより 須永幸代 |
148 | 友の会ニュース 東京第四/苫小牧 |
150 | 十三浜わかめクラブ通信 |
153 | |
156 | f-tomoひろば |
160 | バックナンバー |
161 | 7月号予告 |
162 | 編集室日記 |
梅雨は作物にとっては恵みの雨ですが、鬱陶しく感じることも。そんな時季も、小さなことを味わい、心楽しくすごすヒントを特集しました。
ニューヨークから坂本龍一さんを迎えた、国谷裕子さんとの対談。旧交を温めるハグに始まり、現代の世界に迫る熱いやりとりに。東日本大震災被災地の子どもたちと音楽を通して接してきた坂本さん。「東北ユースオーケストラ」との協演で翌日は仙台へ。国谷さんは、その足で次の仕事へ。ご自身のできることを行動に移し、継続するお二人を知り、また、東京友の会幼児生活団で学んだ坂本さんとのご縁を感じるひとときでした。
■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください
今月号のレシピ
【特集 じめじめさようなら 今年は、梅雨を楽しみます!】
色あざやかな しそジュース
【今日のおかず 初夏が出合う食卓】
牛肉と野菜のさっと煮/鯵の土蔵焼き/豆腐とそら豆の卵とじ/砂肝とセロリの南蛮漬け/トマトの酢味噌和え
【気軽にできる今日のお菓子】
韓国のお餅 モドゥベギ