2019年 2月号 | 婦人之友社 さあ、生活を発見しよう

婦人之友2019年 2月号

表紙:てらおかなつみ
発売日:2019年1月12日
価格:784円(税込)

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■2019年2月号 編集後記

年末年始、みなさま楽しいひとときをおすごしでしたか。
ペットを膝の上に乗せ、コーヒーやお茶を飲みながらホッと一息つくと、心もおだやかに落ち着きますね。そんな様子が2月号の表紙から感じられます。

特集

1日がムリなくまわる おおらか時間術

わたしたちには同じように、1日24時間が与えられていますが、いつでも忙しくて、時間が足りない!と思う人も多いでしょう。そんなときこそ、ちょっと立ち止まってみませんか。
小さな工夫ひとつで、毎日がスムーズになり、笑顔もふえてくるはずです。

 

ウー・ウェンさんの台所の知恵と生活
「時間の使い方も料理と同じ。シンプルに考えれば、難しくないですよ」
ウーさんは起床と就寝、食事の時間はどんなに忙しくてもずらしません。生活の基本は「健康」と考えて、そうしています。やるべきことだからとつめこんだりせず、食べること、寝ることと同じように、仕事をする時間をしっかり守り、自分の時間もきちんととる……ウーさんの1日の過ごし方を教えてもらいました。1日のタイムテーブル、暮らしを助ける道具など、参考になるヒントがいっぱいです。

撮影/米谷 享

 

ざっくり把握がちょうどよい 佐藤家・家族の予定表
中1〜高3まで4人の子どもがいる佐藤家。部活や習いごと、遊びなど子どもの予定もいろいろあるし、両親の予定もさまざま。そんな家族で共有するのが“家族ボード”。1週間の家族の予定をそれぞれが書きこみ、みんなが把握。多感な時期の子どもたちとも、大事な予定を確認し合える。子どもとの距離を、一歩引いて関わることもできる、佐藤家流スケジュール管理です。

撮影/金子 睦

 

妻1人、娘3人 おだやか父さんの秘訣
思春期の娘と父親の関係は難しい……だけど「わが家は平和ですよ」と話せるのはなぜ?

 

心のゆとり わたしのスケジューリング

2冊の手帳で安心管理
小島ゆかりさん(歌人)

1つずつ、完了させていく
藍原寛子さん(ジャーナリスト)

 

心もからだもすっきりと 私の“おおらか”の作り方

 

■座談会

まめな暮らし

鈴木さく(グランドマメリエ®️)/浦田優子(米・豆の有機栽培農家)/あべ美佳(作家、脚本家)/齋藤名穂(建築家、デザイナー)

 

昔から、日本の食文化を支えてきた豆。今また、そのおいしさ、楽しさが再発見されています。
豆の栽培が盛んな山形県川西町では、41種類もの豆が育てられています。荒れ地を改良し、食料としても欠かせない、豆のある暮らしをもっと知ってほしい――と、毎年、東京の上野で“豆の展示会”が開かれています。会場を訪ね、世界各地で愛される豆料理も含めて話し合いました。

撮影/鈴木慶子

 

始めよう!プラスチックフリー・ライフ②

まず、台所を見てみる・上

身の回りには、たくさんのプラスチック製品があります。中でも使い捨てのものが多いのが台所。読者のプラスチックごみ調べを例に、みなさんもプラスチック使用量を1週間調べてみませんか?(記入表つき)

 

 

“違うことは当たり前”の社会をつくりたい

2017年5月、自由学園男子部に生まれた「多様性が輝く社会デザインを考える会」。LGBTについて学びたい、という生徒有志の勉強会では、学んだことや考えたことを、教室の外へも働きかけています。
昨秋、その活動の一つ、自由学園初等部6年生への授業を見学、話を聞きました。

心も体もあたたまる冬の家庭料理

本谷惠津子

寒い時に体の芯からあたたまる、今の季節にぴったりの家庭の味を紹介します。

牛ほほ肉の煮込み  撮影/青山紀子

目次

■特集
1日がムリなくまわる おおらか時間術

012 ウー・ウェンさんの台所の知恵と生活
020 ざっくり把握がちょうどよい 佐藤家・家族の予定表
024 妻1人、娘3人 おだやか父さんの秘訣
026 心のゆとり 私のスケジューリング 小島ゆかりさん/藍原寛子さん
028 心もからだもすっきりと 私の“おおらか”の作り方

 

 

■座談会

031

まめな暮らし「山形かわにし豆の展示会」会場で

鈴木さく/浦田優子/あべ美佳/齋藤名穂

 

 

046

羽仁もと子著作集 人生の急所をきめる人

著作集『思想しつつ生活しつつ(下)』より抜粋

124 今日のいのり 共存するための管理 和田道雄
116 未来の余白から ひとつの勇気、たゆとう過去 最上敏樹
106 視角 「しあわせの経済」フォーラム 明珍美紀
122 時の手ざわり 築地 魚河岸 ひとの町 本橋成一
008 わたしの・すきな・もの フェルメールの部屋 福岡伸一
048 f-tomoカフェ抄録 生命は、変わらないために変わり続ける

 

 

■始めよう!プラスチックフリー・ライフ

076 まず、台所を見てみる・上

 

 

090 思春期の悩み相談 回答者・木村泰子 「なぜ人を好きになるのでしょう?」
083 教育 “違うことは当たり前”の社会を 自由学園男子部
148 幼児生活団通信グループ 楽しみながら、よい生活習慣を

 

■暮らし

052 料理 心も体もあたたまる 冬の家庭料理 本谷惠津子
058 自然の恵みをおやつに フライパンでつくるりんごケーキ(長野)
062 50代からの身軽な暮らし14 ガランと暮らす自由 井田典子
072 ハーブとなっぱ マロウ 庄野幸子
092 家計ルーム 家計簿で、夢の美容院開業しました
100 健康往来 スギ花粉症は治ります 大久保公裕

 

 

■読み物

064 今日、なに着ていこう 手作りバッグ ひびのこづえ
067 絵本 あのね 本日のコーヒ ごとうみづき
122 こころの深呼吸 幸せの素 海原純子
132 小説 ひと箱のライフ 楊 逸
128 Book 希望よりも強いもの 角田光代
130 cinema 女王という名の孤独 松本侑壬子

 

 

■口絵

006 ひかりの宝石 浅井美紀

 

 

098 家計簿をつけ通す同盟 調味料費
140 生活歌集 選・小島ゆかり
144 生活句集 選・山西雅子
150 自由学園だより 渡辺憲司
152 友の会ニュース 鈴鹿
154 十三浜わかめクラブ通信
156 f-tomoひろば
159 トークイベントf-tomoカフェ
160 バックナンバー
161 3月号予告
162 編集室日記

 

編集後記

社会や環境、科学技術の変化の著しい時代に「新しいモノサシを」と呼びかけた1月号には、読者の皆さんから多くの共感が寄せられました。モノサシを変えてみると、道が拓けることも。そんな2019年を、ご一緒に歩みましょう。
福岡伸一さんの昨秋の f-tomoカフェ抄録を、今号掲載しました。愉快なお話に流れる、いま生命を捉え直すことの意味、深い内容の一端を味わっ ていただけるでしょうか。連載の、“フェルメールおたく”に起こった奇跡のエピソードも合わせてお楽しみ下さい。 2月には新刊も!
寒さの厳しくなる時季、心も体もあたたまる料理、どこか懐かしいりんごのケーキを。
次号では、世界を舞台に軍縮問題に取り組む、 中満泉さん(国連事務次長)の対談をお届けします。

■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください

 

今月号のレシピ

【[座談会]まめな暮らし】
ソニハさんのエルミッチャイサーダム(レモンライス)/紅大豆ごはん/気軽に楽しむ蒸し豆/節分汁

節分汁

【今日のおかず 心も体もあたたまる冬の家庭料理】
牛ほほ肉の煮込み/春菊、春雨、鶏ささみのマスタードソース和え/粟麩とよもぎ麩の鶏軟骨スープ鍋/ほうれん草のソテー カタルーニャ風/鮭のきのこクリームソースかけ

春菊、春雨、鶏ささみのマスタードソース和え/粟麩とよもぎ麩の鶏軟骨スープ鍋

【自然の恵みをおやつに】
フライパンでつくるりんごケーキ/チョコがけグラッセ

 


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