婦人之友
特集
今日から焼ける みんなのパン大集合!
広がる香り、焼きたての味、みんなが笑顔になるパンづくり。
始めてみませんか?
読者のパン物語 じまんのパンが集まりました!
全国の読者から続々と寄せられた「わが家のパン」。おいしそうな香りが漂ってくる、みなさんのエピソードやおすすめのレシピを紹介します。
小さな丸パン ブレッチェン 門倉多仁亜
パリッと焼けた皮に、しっとりした生地。どんなおかずにも合う素朴な食事パンです。
こねずにできるおかずパン 藤野幸子
こねずに冷蔵庫でひと晩ねかせるだけで、手軽にいつでも焼きたてが。昼食にもおすすめ。
時をつなぐ100年前― 今 ―100年後
“日毎の糧”を届けて100余年 京都のベーカリー 進々堂
京都市寺町通り、落ち着いた佇まいの一角から今日も香ばしいパンの香りが。1913(大正2)年、ひと組の夫婦が開いたパン屋の100 年の歴史には、手造りのおいしさを守った一人の女性の姿がありました。
私たちとSDGs
高校生が作った「北見SDGsかるた」
難しいイメージのSDGsを、子どもにもわかりやすい言葉で楽しく学べたら──。高校生の思いから生まれたかるたには、日々の暮らしで実践できるヒントが詰まっています。
座談会
女性の健康管理 上手にからだを動かして
秀子 セティ(ヨガ講師)/橋本しをり(医師)/金子由紀子(エッセイスト)
運動不足を感じる方も多いこの1年。先行きのわからない毎日でも、心明るく過ごせるよう、自分の体と向き合っていきたいものですね。日頃から体を動かしている3人に伺いました。
ひでこセティさん |
はしもとしをりさん |
かねこゆきこさん |
目次
特集
今日から焼ける みんなのパン大集合!
012 | 読者の投書 わが家のじまんのパン |
022 | ドイツの朝はこれ! ブレッチェン 門倉多仁亜 |
028 | エッセイ 巣ごもりと“クイニーアマン” 永田竹司 |
030 | こねずにできる おかずパン 藤野幸子 |
037 | 時をつなぐ100年前― 今 ―100年後 “日毎の糧”を届けて100余年 京都のベーカリー 進々堂 |
084 | 羽仁もと子著作集 青葉 |
088 | 今日のいのり 「知りたい」に答えて、「伝わる言葉」で 松谷信司 |
134 | 未来の余白から 最後の砦 最上敏樹 |
129 | news watching 新型コロナワクチンとその効果 青野由利 |
008 | わたしの・すきな・もの 堅田の船溜まり 福岡伸一 |
122 | 10年後のフクシマ 失われるふるさとを歌う 歌人・三原由起子さん 藍原寛子 |
座談会
094 | 女性の健康管理 上手にからだを動かして 秀子 セティ/橋本しをり/金子由紀子 |
私たちとSDGs
068 | 高校生が作った「北見SDGsかるた」 |
114 | 思春期の悩み相談 回答者・木村泰子 「JC・JKはみんな、女子力が高いわけじゃない」 |
074 |
つくり手のモノサシ 沖縄の風景を織る 下地康子 |
暮らし
054 | 料理・やさい上手 豆いろいろ おいしさ再発見 長谷川清美 |
044 | つくる手・えらぶ目 ゆっくり行う断捨離術 小川奈緒 |
046 |
安部智穂さんの森ぐらし 5月、山笑う |
064 | みんなの悩み研究室 「革製品の手入れ、どうしたら?」① 明石 優 |
108 | カシコイおとなのスマホ・SNS講座② 鈴木朋子 |
読み物
082 | こころの深呼吸 私のパワースポット 海原純子 |
140 | 羽仁もと子とその時代⑤ 森まゆみ |
092 | cinema 再見によって更新される体験 大久保清朗 |
154 | 編集室から 大きな穴 |
口絵
006 | 巣ごもりの仲間たち オランウータン 福田幸広 |
053 063 |
新刊のお知らせ |
086 | 自由学園だより |
116 | 家計簿をつけ通す同盟 保健・衛生費 |
118 | kakei+ オンライン講座のご案内 |
120 | 友の会ニュース 北上/久留米 |
148 | 生活歌集 選・小島なお |
151 | 生活句集 選・山西雅子 |
156 | オンラインイベント f-tomoカフェ |
158 | f-tomoひろば |
162 | バックナンバー |
163 | 次号予告 |
164 | 編集室日記 |
四季のめぐり方が早いように感じるこの春。東日本大震災の大きな余震にも驚かされました。自然の中にある私たち。その恵みをいただく暮らし方を、石巻市十三浜と結んでのオンラインカフェから、また次号に掲載の結城登美雄さんの食の視点のお話から考えられたらと思います。
久しぶりのパン特集。読者の方々の心おどるパン物語に加えて、京都の食卓にパンを根づかせた「進々堂」100年の物語を。「羽仁もと子とその時代」とも重なり、明治から大正の時代の勢い、道を拓いた人々のひたむきさが伝わってきます。
ニュースのページでは、接種が始まった新型コロナワクチンについて取り上げました。
先号お知らせした「f-tomoの“わ”」参加応募も引き続きお待ちしています。
■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください
今月号の料理
【特集】今日から焼ける みんなのパン大集合!
- 仲間と一緒にカマンベールパンを 大道省子さん(愛媛)
- ビーツパンは大地の贈り物 小田島友子さん(北海道)
小さな丸パンブレッチェン 門倉多仁亜
- クワルク&ハーブスプレッド
ドイツのフレッシュチーズ・クワルクを水きりヨーグルトで。
- しめ鯖のポテトサラダ
本場ではにしんの酢漬けがポピュラーですが、今回は手に入りやすいしめ鯖でつくります。
撮影:福元由紀子
こねずにできるおかずパン 藤野幸子
- じゃが芋のピザ
基本の生地にトッピングして焼くピザ。じゃが芋の食感がシャキシャキと楽しい。 - トマトソースのピザ
基本のつくり方はじゃが芋のピザと同じです。 - キノコの和風ピザ
から煎りしたキノコとチーズの 組み合わせが、食欲をそそる。 - ベーコンと玉ねぎのアルザス風
- ルッコラと生ハム
- 魚焼きグリルで焼くプレーンパン
生地さえあれば、食べる分だけ切り分けて焼けるのも、このパンの魅力です。グリルでより手軽に。火力によって、焼き時間が変わるので、最初は様子を見ながら調整を。
撮影:原 務
安部智穂さんの森ぐらし
笹団子 柔らかな葉先を摘んでつくる、春から晩秋までの定番おやつです。
写真:安部智穂
【やさい上手のおかずとキッチン】豆いろいろおいしさ再発見 長谷川清美
緑あざやかでみずみずしい春の豆。その魅力をたっぷり味わえる手軽な副菜と、豆と相性のよいカレー風味のごはんをご紹介します。
- 焼きスナップえんどうの山椒かけ
シャキシャキとした歯ごたえを楽しむ、シンプルな一皿。
- 茹でさやいんげんのタヒニソース
中東の伝統的な調味料タヒニソースを、豆乳でマイルドに。
- 和風プロフ
ウズベキスタンの炊き込みごはんを和風に。
- そら豆の梅海苔和え
だしで煮たそら豆に、梅と海苔が香ります。海苔は多めに使うと、おいしさアップ!
- 絹さやのオムレツ
しっかりと焼いたオムレツは、にんにくとディルで中央アジア風に。
- グリーンピースのカレー
旬のグリーンピースのおいしさを、たっぷり味わえます。生の玉ねぎを添えるのがインド流。
- スナップえんどうのヨーグルトソース和え
にんにくとディルのきいたしっかり味のソースに、スナップえんどうの甘さが引き立ちます。
- さやいんげんのクミンバター炒め
インドではさや豆をよく食べます。現地の定番・クミン味を、バターと合わせてまろやかに。
撮影:青山紀子