2023年 5月号 | 婦人之友社 さあ、生活を発見しよう

婦人之友2023年 5月号

表紙:樋口たつ乃
発売日:2023年4月12日
価格:810円(税込)

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特集

こころ落ちつく 手しごとの時間

チクチク縫ったり、ミシンでカタカタ……
無心に手を動かし始めると、“時”はゆっくり少しずつ変わっていきます。
原田陽子さん、キャシー中島さんとご一緒に。

 

かんたん!サルエルパンツとベビーベスト 原田陽子(流しの洋裁人)
着物の反物で作るサルエルパンツは、布幅を生かしたデザイン。丈で印象が変わります。ベビーベストは贈りものにも。

 

ハイビスカスのミニポーチ キャシー中島
薬やリップクリーム、アクセサリー入れに便利な手のひらサイズのポーチ。ハワイアンキルトのハイビスカスで気持ちも明るくなります。初めての人にも作りやすいデザインです。仕上げる喜び、使う喜びを味わってくださいね。

 

私たちとSDGs

すべての人にサッカーの楽しみを love.fútbol Japan(ラブフットボール・ジャパン)

大好きなサッカーを、経済的な理由で続けられない子どもたち―。
その家族に寄り添うのは、サッカーを愛する人たちだ。

 

座談会

気もちよく暮らすために── 健康を支える公衆衛生

見えないところで私たちの健康を支える、公衆衛生の取り組み。コロナ禍、そしてこれからの社会に向けた動きを話し合いました。

  • 福田吉治(帝京大学大学院教授)
  • 杉本九実(保健師)
  • 小川留奈(ヘルスライター)

ふくだよしはるさん
帝京大学大学院 公衆衛生学研究科 教授・研究科長。公衆衛生の専門職を育成・指導する。専門は公衆衛生全般、特に社会疫学、健康増進・健康づくり政策など。著書『新型コロナウイルス感染症からの教訓』ほか。

おがわるなさん
ヘルスライター。健康や医療の情報を伝えるライターとして約20年活動後、自治体や保険者などの保健医療文書をわかりやすくするための研究や支援に従事。2022年から「医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト」研究協力者。

すぎもとくみさん
保健師・看護師。大学病院勤務を経て、2014年株式会社PONOを設立。開業保健師として、企業等の産業保健活動のコンサルタントや実務に従事。現在、大学院博士後期課程にて、「ナッジ」を応用した健康づくりの推進について研究している。

 

「週末○△□」

思いきって手ぶらウォーク

 

目次

特集

こころ落ちつく 手しごとの時間

014 かんたん!サルエルパンツとベビーベスト 原田陽子(流しの洋裁人)
028 ハイビスカスのミニポーチ キャシー中島

 

 

066 羽仁もと子著作集 建業三十年
010 わたしの・すきな・もの フジツボ 福岡伸一
068 今日のいのり “いのち”の詩 加山真路
106 news watching 世界の海の30%を保護区に 高田久代
114 未来の余白から マメザクラの咲く国で 最上敏樹

 

 

座談会

082 気もちよく暮らすために
── 健康を支える公衆衛生
福田吉治(公衆衛生学者)×杉本九実(保健師)×小川留奈(ヘルスライター)

 

 

私たちとSDGs

058 すべての人にサッカーの楽しみを love.fútbol Japan

 

暮らし

048 毎日のごはん 季節の味をさわやかに 堤 人美
044 「週末○△□」 思いきって手ぶらウォーク
094 Dr.カマタのミドルエイジ ちょっとした不調を改善
098 kakei room 家計簿記帳63年の贈り物

 
 

読み物

007 フィンランド ヴィジブル ストレージ 齋藤名穂
042 mikiも歩けば バッサーノ風を味わう 中村美希
074 こころの深呼吸 ウェルビーイング講座 その3 海原純子
077 cinema 人と動物または翻弄される運命 大久保清朗
080 18歳の君へ 「ふつう」の風圧 湯浅 誠
110 道の駅めぐり ガタの夏(佐賀県鹿島市) 乾 祐綺
120 羽仁もと子とその時代(29) 那須農場開拓と、戦争の犠牲者 森まゆみ

 

 

072 自由学園だより
104 kakei+ 口座でラクラク管理
128 友の会ニュース 大社/藤沢
131 『エールは消えない』出版記念講演会
132 生活歌集 選・小島なお
135 生活句集 選・山西雅子
138 編集室から
140 f-tomo ひろば
144 バックナンバー
145 次号予告
146 編集室日記

 

編集室日記

 東京では、やわらかな新緑がいっせいに芽吹き始めました。皆さまの地域はいかがですか?
 入学や入社、引越しなど新しい環境での日々、少し疲れたときには、「手ぶらウォーク」をお試しください。5月の風を感じながら、心身共にリラックスできます。堤人美さんのさっぱりした味つけの旬の料理も元気がわきます。
 世界の海の30%を海洋保護区にという「海洋保護条約」制定は、うれしいニュースでした。世界中の魚の90%が薄明かりの海に生息、移動により大気から炭素を取り除いている!? 自然界には私たちの知らないことがたくさんあります。
 婦人之友社では、建業120周年の日を前に、読者をお招きする会の準備が進んでいます。次号には公開座談会の抄録を掲載します。

■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください

 

今月号の料理・お菓子

【世界・日本 まいにちのごはん】季節の味をさわやかに 堤 人美
じゃがいも、玉ねぎ、人参など、定番の野菜も、みずみずしさが増す季節です。
この時期の素材には、今回ご紹介する塩味やレモン味など、あっさりと軽やかな味つけがぴったり。苦味や甘味との組み合わせも、ぜひ味わってください。

  • さっぱり塩肉豆腐

 

  • 鯛とふきの花ずし

 

  • 人参のたらこ肉巻きフライ

 

  • レモン酢鶏

 

  • たけのこの青のりがらめ

 

  • 新じゃがと桜えびの酢の物

 

撮影:豊田朋子

 

 

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