2023年 11月号 | 婦人之友社 さあ、生活を発見しよう

婦人之友2023年 11月号

表紙:樋口たつ乃
発売日:2023年10月12日
価格:810円(税込)

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家計特集

これからの家計の新常識

続く物価高にこそ、家計簿で安心の毎日を。
衣・食・住・経済の達人による無駄づかいを減らす知恵で、消費する生活から、今あるものを生かす生活へ……。

 

1人300円でできる、1カ月の夕食献立 舘野鏡子
物価高の秋、1人分のおかずが300円で叶う平日の夕食の献立。
知恵満載の家計を助ける献立で、おいしく楽しい食卓を。全レシピもご紹介! 

 

 

とじこみ付録 11月献立カレンダー
おかず代が1人300円で叶う夕食の献立。“経済的・簡単・健康的”レシピで、毎日を楽しく!ごはん、パンとあわせてどうぞ。

 

在庫は一目瞭然、収納上手で無駄買いなし 山﨑美津江

 

“ちょっと直し”で もう1度着られる服に 太田律子
「ウエストがきつい」「丈が……」などクローゼットで眠る服はありませんか? そんな服を編集部で集め、太田律子さん(東京第一友の会)と“ちょっと直し”。来年の衣服費予算の削減にも。

 

荻原博子さん(経済ジャーナリスト)に聞く 家計Q&A
続く物価高の中でも必要な住まい、教育費、将来への資産……。今までの考え方にとらわれず、お金に振り回されずに生活するには? 読者の悩みに経済ジャーナリストの荻原博子さんが答えてくださいました。

 

座談会

いっしょに考えよう 子どもの食物アレルギー

近年、増加していると言われる食物アレルギー。乳幼児期から思春期にかけての子どもの場合を話し合います。

  • 今井孝成(昭和大学医学部小児科学講座教授)
  • 服部佳苗(NPO法人ピアサポートF.A.cafe)
  • アレルギーの子どもを持つお母さんたち 杉本志乃(6歳・3歳児のお母さん)白井久美(12歳児のお母さん)

 

 

「たつけ」に教わる"持続可能な"服づくり

石徹白(いとしろ)洋品店(岐阜県郡上市)

地域に根ざして暮らし、この地に伝わる伝統着をヒントに服づくりを続ける石白徹(いとしろ)洋品店の平野馨生里さん。野良着「たつけ」に出合って10年。山村で紡がれた生活の知恵に魅了される、そのわけは――。

 

●2023年12月15(金)~17日(日)展示販売会・トークイベント開催⇒

目次

家計特集

これからの家計の新常識

014 1人300円でできる、1カ月の夕食献立 舘野鏡子
018 とじこみ 11月献立カレンダー
032 在庫は一目瞭然、収納上手で無駄買いなし 山﨑美津江
044 “ちょっと直し”で もう1度着られる服に 太田律子
052 荻原博子さん(経済ジャーナリスト)に聞く 家計Q&A
060 kakei+で心にゆとりを

 

 

066 羽仁もと子著作集 金を使わずにものを使え
010 わたしの・すきな・もの 世界の核爆発実験年表 福岡伸一
070 今日のいのり 神様へのお仕事 竹田孝一
120 未来の余白から 男ことば 女ことば 最上敏樹

 

 

座談会

086 いっしょに考えよう 子どもの食物アレルギー
今井孝成(昭和大学医学部小児科学講座教授)
服部佳苗(NPO法人ピアサポートF.A.cafe)
アレルギーの子どもを持つお母さんたち

 

 

112 羽仁もと子とその時代・番外編
“東北セットルメント”の跡地を訪ねて 森まゆみ
②福島県鎌田

 

暮らし

100 Dr.カマタのミドルエイジ 上手な睡眠をとるために
104 「たつけ」に教わる"持続可能な"服づくり
 ─石徹白(いとしろ)洋品店(岐阜県郡上市)

 

 

読み物

007 フィンランド アートのための1% 齋藤名穂
074 mikiも歩けば ひと味ちがう秋 中村美希
076 こころの深呼吸 いいストレスは生活のスパイス 海原純子
079 cinema 「鈍い眼」が見つめる希望 大久保清朗
082 18歳の君へ 「らしく」いるって? 湯浅 誠

 

 

006 金子三勇士さん 明日館スペシャルコンサートのお知らせ
065 家事家計講習会お知らせ
068 自由学園だより
126 友の会ニュース 宇都宮/名古屋
130 生活歌集 選・小島なお
133 生活句集 選・山西雅子
136  編集室から
138 f-tomo ひろば
145 次号予告
146 編集室日記

 

編集室日記

 実りの秋、深呼吸をして季節を味わえたら。
「mikiも歩けば」ではイタリア式栗の楽しみ方を。よく焼いたら布に包み、体重をかけて全体をバリバリと砕くそう!香ばしさが漂ってきます。
 家計特集は、続く物価高に困ったり悩んだりの助けにと企画しました。今の経済状況はすぐ変わらないかもしれないけれど、一人ひとりのお金への考え方を変えることで前向きにと、経済ジャーナリストの荻原博子さん。「収納上手で無駄買いなし」の山﨑美津江さんの新刊(10月31日発売)には、家計のお話も。あわせてどうぞ。
 創刊120周年投稿は引き続き募集中です。次回締め切りは1月10日。ぜひお寄せください。
 インフルエンザも流行しています。体調に気をつけて過ごしましょう。

■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください

 

今月号の料理・お菓子

【家計特集】これからの家計の新常識 1人300円!!1カ月の夕食献立

第1週

  • 豚肉と人参のつまみ揚げ
  • レタスとわかめの和風サラダ
  • ニラ醤油冷奴

第2週

  • 鮭と厚揚げのレンジ香味蒸し
  • お湯注ぐだけ梅とろろ昆布汁
  • カニかまポテトサラダ

第3週

  • 大根グラタン
  • 里芋のマスタードサラダ
  • 人参ピラフ

第4週

  • 根菜ステーキ丼
  • 玉ねぎのコンソメスープ
  • バターもやしコーン

第5週

  • ドッカンえのきつくね
  • ブロッコリーの卵白スープ
  • 切干大根のハリハリ

撮影:青山紀子

 

 

読者の声

【家計特集】これからの家計の新常識 1人300円でできる、1カ月の夕食献立

  • 楽しい企画で、興奮しています。11月に入ってから、カレンダー通り作っています。初日の人参のにぎりつくねのおいしさに驚き、こんなにおいしいのに、レシピがとても簡潔で衝撃を受けています。この調子で今月は頑張っていこうと思います。新しいレパートリーが増えそうでわくわくしています。ありがとうございます。(埼玉・50代)
  • トビラの『消費する生活から、今あるものを生かす生活へ…』とても大切な指摘です。ただ、私たちの生活がそうなっていないのはなぜか? こうした「なぜ」を、婦人之友はずっと追求しておられるのかと思いました。お母さんがキリキリしない→ホントに! と反省しました。(千葉・60代)

 

切り取って使える献立カレンダー

  • 1回1回の献立として利用できるので、便利。買い物の仕方まで教えてくれて親切。(東京・60代)
  • 作れるかどうかは別としても、見ただけでワクワクします。(千葉・60代)
  • もうこのページは、宝物です。ぜひ毎月お願いしたいです。(埼玉・50代)

 

  • 群馬県 Kさん
    家計特集「1人300円!! 1カ月の夕食献立」を読み、すぐに作り始めました。
    3日目に夫がふだんの献立でないことに気づき、「もしかして、このカレンダーのレシピが1週間も続くの?」と喜びのコメント。「いいえ、1カ月続くのよ!」と、はりきっています。
    家族のお気に入りは【人参のにぎりつくね】【鶏の竜田揚げ焼き】【鶏団子と白菜の春雨煮】【タラのフリット&カリカリフライドポテト】【人参のレンジナムル】などなど。特に【大根グラタン】と【里芋のつぶすだけ】は、本当に一推し! 今後もわが家でリピート確実のメニューとなりそうです。
    舘野さんのレシピは疲れて心が折れかけている夕方も、短時間で手間なくつくれます。
    何をどれだけ買えばよいかがわかる1週間分の「買い物レシート」が載っているので、リストをスマホで撮影して買い物に行けます。予算が守れて経済的にも助かりました。
    毎日の夕食の時間が楽しみです。1カ月献立、ありがとうございます!
    (約1カ月後、Kさんから)3日前に舘野鏡子さんの11月号のレシピを全部作り終わりました。こんなに婦人之友を毎日開いたのは初めてで、かなりよれよれになってしまいましたが、充実感でいっぱいです。お気に入りのレシピが増えました。

 

 

 

 

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