婦人之友
特集
みんなでつくろう!見上げて楽しむクリスマス飾り
世界に1つのクリスマス飾りを部屋に下げてみませんか。
気忙しい時期だからこそ、つくる楽しさ、そして見上げて眺める喜びと静けさを。
サイトウマサミツさんとつくる“とっておきのモビール”
豊かな発想から次々生まれる、サイトウさんのモビール。「気に入った枝を拾い、糸やひもでモチーフを下げてバランスをとるのが基本。あとは自由に、どんどんつくってください!思わぬ作品ができますよ」。
紙ねんどの貼り絵オーナメント
趣味の貼り絵でつくった、長坂光弥子さんのクリスマス飾り。丸めた紙ねんどに絵の具を塗って、絵を貼ります。絵の具やニスを乾かしながら、ぶら下がっている様子を見るのも楽しいものです。家族で一緒につくってみませんか?
対談
奏でる、聴く、味わう 音楽の未来
梅津時比古(音楽評論家)× 金子三勇士(ピアニスト)
10年、20年の時を経ても記憶に残るもの。そんな音楽を今にこめる金子さんと、音楽の演奏や伝播に、社会的な事象をも見てきた梅津さんが、秋の午後、語り合いました。
2023年12月8日『婦人之友』創刊120周年・羽仁もと子生誕150年記念 金子三勇士スペシャルピアノコンサート 自由学園明日館にて開催⇒
始めよう!プラスチックフリー・ライフ
リユースびんはみんなの財産
4つの生協で、同じ規格のびんをリユースする仕組み。ペットボトルに押されるなか、古くて新しい方法が30年間続いています。
生活クラブ生協連合会(生活クラブ)職員で、びん再使用ネットワーク(びんネット)事務局長の山本義美さんに聞きました。
kakei room
30代育休中 新生活の家計予算
育休中に土地を購入、今年11月、新築と共に住宅ローン返済が始まる米田さん。家計簿歴41年の鈴木裕美さんと夫婦で来年の予算立てをしました。
自著を語る『ふたりの画家、ひとつの家 ―毛利眞美の生涯』 高見澤たか子(ノンフィクション作家)
終戦直後のパリで絵画を学び、華々しく画壇にデビューした毛利眞美。
同じ画家の夫・堂本尚郎(堂本印象の甥) が国際的に活躍していく一方で、女性であるが故の困難に直面して……。自立心と誇りを胸に、たくましく生きたその姿。
目次
特集
みんなでつくろう!
見上げて楽しむクリスマス飾り
014 | サイトウマサミツさん(イラストレーター)とつくる“とっておきのモビール” |
026 | 紙ねんどの貼り絵オーナメント 長坂光弥子 |
024 | エッセイ 科学者にもわからない動き 池内 了(宇宙物理学者) |
034 | kakei room 30代育休中 新生活の家計予算 |
076 | 羽仁もと子著作集 「時」の後姿 |
010 | わたしの・すきな・もの メイプルシロップ 福岡伸一 |
080 | 今日のいのり 忘れられないクリスマス 武田晶子 |
108 | news 海を「原発事故の処分場」にしてはいけない 藍原寛子 |
118 | 未来の余白から リスの蓄えのように 最上敏樹 |
対談
090 | 奏でる、聴く、味わう 音楽の未来 梅津時比古(音楽評論家)× 金子三勇士(ピアニスト) |
始めよう!プラスチックフリー・ライフ
048 | リユースびんはみんなの財産 山本義美 |
112 | 羽仁もと子とその時代・番外編 “東北セットルメント”の跡地を歩く 森まゆみ ③山形県大蕨 |
暮らし
044 | Dr.カマタのミドルエイジ 女性の体と心とお財布の健康 |
054 | 週末○△□ かんたん ジャムづくり 荻田尚子 |
058 | まいにちのごはん フランス 冬のおもてなし 上田淳子 |
068 | お菓子 聖夜にババロアを |
072 | 120周年・読者投稿 『婦人之友』をきっかけに始めたこと⑧ |
100 | 変わる・変わらない イギリス 「これだけで十分」を感じる所 |
読み物
007 | 下町の職人たち 江戸押絵羽子板 山口規子 |
084 | こころの深呼吸 隠れたいいこと 海原純子 |
087 | book 二つの回心 若松英輔 |
104 | 自著を語る『ふたりの画家、ひとつの家 ―毛利眞美の生涯』 高見澤たか子(ノンフィクション作家) |
078 | 自由学園だより |
124 | 友の会ニュース 八戸/神戸 |
128 | 生活歌集 選・小島ゆかり |
131 | 生活句集 選・山西雅子 |
134 | 編集室から |
136 | f-tomoひろば |
139 | 羽仁もと子生誕150年記念祭報告 |
140 | 2023年「婦人之友」索引 |
144 | 2024年・新年号予告 |
146 | 編集室日記 |
2023年もさまざまな場所で、苦しむ人たちの絶えない1年でした。その中にあって小さな光となる思いや行いを、お届けできる今号でありますように。
最上敏樹さん、藍原寛子さんの文章からは、出口の見えない難問に向き合い続ける大切さを感じます。どうぞまわりの人と話してみてください。
イギリスの変わらない景色には、ほっと一息。
昨年、生涯を終えた画家・毛利眞美さんの評伝。散りばめられた写真や図版には、本誌で懐かしい方々も次々と。24年の表紙画カレンダー(小社刊)と合わせて、時代を思い巡らせるひと時を。
巻頭ページの齋藤名穂さん、山口規子さん、ミドルエイジの鎌田實さん他、この1年連載を担ってくださった筆者、イラストレーターの皆さまに感謝申し上げます。
■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください
今月号の料理・お菓子
【世界・日本 まいにちのごはん】フランス 冬のおもてなし 上田淳子
人が集まる時期にぴったりの前菜4品とスープ、メイン2 品、フランスの家庭料理です。
- 前菜4種
長葱のマリネ
きのこのディップ
胡瓜のピクルス
キャロットラペ
- かぶのポタージュ
- 骨付き鶏のマスタードトマト煮
- シーフードとじゃが芋のグラタン
- ババロア
撮影:青山紀子
【週末〇△□】かんたんジャムづくり 荻田尚子
- りんごジャム(プレーン)
- りんごジャム(ピンク)
- 生姜りんごジャム
- 柚子とクランベリーのジャム
撮影:原 務