婦人之友2024年 9月号

表紙:「サウダージ ~ ボサノバとレモンの月」サイトウマサミツ
発売日:2024年8月9日
価格:890円(税込)

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防災特集2

もしも今、災害が起きたら?作ろう、わが家の防災計画

「最悪の場合に備えるのが防災」と防災に60年以上たずさわる山村武彦さん。
その瞬間、命を守ること、そして生き延びること。
そのための防災計画をご一緒に!

 

「いつか」ではなく「今夜」に備える 山村武彦(防災システム研究所 所長)
防災対策は知識に加え、心構え、そして家族や地域とのつながりが重要です。
約60年間、300カ所以上の被災地調査を行ってきた山村さんに、備えの新常識を伺いました。

 

  1. 自宅の安全を確保
  2. 「かぞく防災会議」で備えよう
  3. 地震、その時に 自宅での心得/外出先での心得
  4. 水害にはどう対処?

 

キャンプに学ぶサバイバル術 寒川 一(アウトドアライフアドバイザー)
キャンプブームの昨今、アウトドア用品が手に入りやすくなりました。道具を日常的に使ってみることでスキル・判断力が身につき、いざという時に活用できます。

 

少ない水と燃料でおいしい備蓄ごはん 寒川せつこ(北欧ソト料理家)
災害時に、温かくておいしいごはんを。水やエネルギーの使用量を抑える、ひとつ鍋でできるレシピです。

 

始めよう!プラスチックフリー・ライフ

漁師町の小学校 海の環境教育

豊かな海に恵まれた漁師さんの町の小さな小学校で、 海辺のごみやプラスチックについて、学ぶ時間があります。海が身近な子どもたちの反応は?

 

座談会

「つらい時は 休んでいいよ」─ 居場所は学校だけじゃない

西野博之(フリースペースたまりば理事長) × 弘中文代(小児科医)× 松岡ゆう子(4児のお母さん)

「2学期になったら学校に行かないといけない…」と不安な気持ちで過ごす子どもたちがいます。その時、親は、周囲の大人は、何ができるのでしょうか。子どもたちの「いま」を話し合います。

西野博之(フリースペースたまりば理事長) 弘中文代(小児科医) 松岡ゆう子(4児のお母さん)

 

目次

防災特集2
もしも今、災害が起きたら?
作ろう、わが家の防災計画

014 「いつか」ではなく「今夜」に備える 山村武彦
034 キャンプに学ぶサバイバル術 寒川 一
042 少ない水と燃料で おいしい備蓄ごはん 寒川せつこ
030 輸送障害に備える ―JR五反田駅の試み
032 運転中の大地震、どうする?

 

 

066 羽仁もと子著作集 満八十の誕生日
010 わたしの・すきな・もの サンスケ 福岡伸一
070 今日のいのり 生かされて在る命の共生 山田啓人
120 未来の余白から 何でも見てやろう 最上敏樹

 

座談会

082 「つらい時は 休んでいいよ」
─ 居場所は 学校 だけじゃない
西野博之(フリースペースたまりば) × 弘中文代(小児科医)× 松岡ゆう子(4児のお母さん)

 

プラスチックフリー・ライフ

058 漁師町の小学校 海の環境教育 ―北海道浜中町―

 

112 羽仁もと子とその時代・番外編
日中戦争後の引揚援護活動② 福士房と佐賀中原療養所 森まゆみ

 

暮らし

054 祖母の味、私の味 黒胡麻おにぎり 河合真理
096 子どもとアレルギー さまざまな症状を伴う食物アレルギー
102 kakei room 5年後の年金生活への確かな準備
108 ナマケモノ俱楽部25周年キャラバン 希望の種をまこう

 

読み物

006 フォトエッセイ 雲の行方 亀村俊二
007 アイデアのたね 災害救助犬と共に働く 髙木美佑希(日本レスキュー協会 トレーナー)
052 mikiも歩けば 国境の町で生まれた歌 中村美希
074 こころの深呼吸 アップデートしませんか 海原純子
077 CINEMA 想像する「夏」 森下詩子
080 18歳の君へ 選挙と民主主義 湯浅 誠

 

068 自由学園だより
126 友の会ニュース 全国生活研究会
130 生活歌集 選・小島なお
133 生活句集 選・山西雅子
136 編集室から
138 十三浜わかめクラブ便り
140 f-tomoひろば
076 f-tomoオンライン講座お知らせ
144 『じょっぱりの人』公開対談(松江)
129 バックナンバー
146 編集室日記

 

編集室日記

 酷暑に加え、各地での豪雨被害が心配です。
 防災の特集2回目は、「わが家の防災計画」作りをテーマにしました。時刻や場所によっての対策より、まず「いま起きたら?」を真剣に考えてみること、と山村武彦さん。その想像力をもつ一助に、記事を役立てていただければと思います。どうぞ「ぼうさいメモ」も周囲の方と話し合い、書き込んで携帯を。
 料理も特集に絡めて、屋外で楽しめるものです。いざという時の練習をご家族でぜひおいしく。
 中村美希さんは、国境の町で生まれた「きよしこの夜」に託された希望を伝えてくださいました。止まない戦禍に、思い起こしたいエピソードです。
 夏の後半、大人も子どもも、どうか大切にお過ごしください。

■婦人之友編集部へのメッセージは hiroba@fujinnotomo.co.jp へお送りください

 

今月号の料理・お菓子

【防災特集】少ない水と燃料で おいしい備蓄ごはん 寒川せつこ

  • ソーバスとオレンジジュースライス(ひとつ鍋)

 

  • 浸けておくだけ! かんたん浸水パスタ(ひとつ鍋)

 

  • クスクスとスープのあったかランチ(瓶でつくる)

 

  • ポルセストロガノフ(ひとつ鍋)

 

  • グリル野菜と卵のワンプレート(ひとつ鍋)

 

  • あずきバーしるこ(ひとつ鍋)

 

  • インスタント味噌汁雑煮(ひとつ鍋)

撮影:徳山喜行

 

【祖母の味、私の味】黒胡麻おにぎり 河合真理
混ぜ込みおにぎり3種 黒胡麻おにぎり/鮭フレーク/牛そぼろ

 

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